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日誌

学校へ行かないことって

今年も3月5日(土)13:00~
中京区にあるwings京都を会場にして
「不登校・ひきこもりを考える京都フォーラム」を開催します。


昨年度は、立命館大学を会場にしておこないましたが
70名ほどの人に集まっていただき
一緒に不登校やひきこもりに関する問題を考えることができました。
このフォーラムは、不登校の生徒たちからの
素朴な疑問から始まりました。
「学校へ行かないことって、そんなに問題なの?」
彼らは話すのです。
「僕たちは、たまたま学校へ行けなくなったから
 いろんなことを考えるようになった。
 学校って何やろう?
 友達って何?
 勉強することってどんな意味があるの?
 学校は、何を僕たちに提供してくれるの?
 僕たちの未来って?
 僕は生きている意味があるんだろうか・・・・?」
みんなと同じ道を歩かなくなったからこそ
いろんなことを考えるようになったと・・・
「でも一方で多くの高校生たちは
 何も考えずに学校に通い続けているんじゃないのか?
 当たり前のように授業を受け
 テストに臨み
 受験体制に入っていく・・・・」
 果たして、
 僕たちは、「問題を抱えた高校生」で
 彼らは、「健全な高校生」
 何だろうか?」
そんな問いが、このフォーラムを生み出す強い動機になったのです。
彼らが立てたこのフォーラムのテーマは、
「学校へ行かない問題、学校へ行き続ける問題」
そこからいったいどんな議論が始まるのか
私は今から楽しみです。
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