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日誌

変わり続けないと・・・

知誠館にやってきた生徒が、卒業(巣立ち)までにどこまで変容できるか?
これが、私たちの仕事の価値を決めるんだと思っています。そういう意味で、私たちは変容のための教育を実践しています。
変容のための教育、これはJ.Mezzirowが記した”Transformative Dimensitons Adult Learnig”にも紹介されているように(残念ながら日本語には未翻訳)、成人教育の中で発展した、学習者の視点そのものまでを範疇に入れた変容のダイナミズムを狙ったものです。


変わり続けないと・・・私たちの出会った不登校やひきこもりの子どもたちの多くは、自分を変えたいと切望していました。中には生まれ変わりたい、あるいは人生をやり直したいという子どももいました。私たちはそんな彼ら彼女らの思いを支えているのです。
変容を第一義として位置付ける場に要求されていることは、その場、そのものが変わり続けるということです。そしてそこにかかわる教師たちも変わり続ける。だからここ知誠館では、そこに関わる者すべてが変わり続けているということになります。
変わり続ける。前に進み続ける。そうでありながら、そこにはある文脈性が貫かれ、それが知誠館そのものの文化性を生み出し、その文化に触れながら、彼ら彼女らは、さらに変容を遂げていくのかもしれません。