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日誌

高校へ入っても・・・

高校を中退して知誠館へやってくる生徒たちの多くが、中学時代に不登校経験を持っています。
とりあえず高校へと入学しただけでは、課題が先送りされているだけで何も解決されていないように思います。


不登校やひきこもりの問題について、その解決を表面的なところに求めてしまうと問題の先送りが生じてしまいます。
とりあえず高校へ入っても、課題が解決できていないとまた同じ問題が生じてしまうのです。
ひきこもりの場合も同じかもしれません。
とりあえずどこかへ就労しても、また行けなくなってしまうことが少なくないように思うのです。
根本から変わっていかないと・・・
生き方そのものが変化していかないと・・・
このような大きな変化を私たちは「変容」と呼んでいます。
そしてこの変容を、学びの場面でいかに生じさせていくのかということが、実は知誠館の教育の最大のテーマなのです。
不登校やひきこもりの若者たちが、学びという活動を通して生まれ変わっていく。
それは決して、夢物語ではないことを知誠館の生徒たちは証明してくれているのです。
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