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日誌

職親

アウラに通う高校生の中には、社会体験の一環としてアルバイトを始める生徒が珍しくありません。見ず知らずの環境の中で、自分自身がうまくやっていくためのスキルを彼らは磨きたいと考えているようです。


でも、いきなりアルバイトは厳しいかなって思う生徒については、京都府青少年課が主催する「職親制度」を利用するようにしています。職親とは言わばインターンシップのようなもので、ある一定期間企業の中で研修をしてもらいます。給与は出ないのですが、府から企業へはその研修に対しての一定の費用が補助される仕組みになっています。だから、比較的気兼ねなくこの制度が利用できるわけです。
アウラの生徒の中に、来週の月曜日に初めて職親を使って研修にいく子がいます。「どうしよう、どうしよう」と不安を抱く彼に対して、仲間たちが励ましていました。そんな光景が、私たちにはとても微笑ましく感じられるのです。
火曜日にはどんな報告が聞けるのでしょうね。