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日誌

「問題」が「機会」に変わる時

「問題」が「機会」に変わること。
それを英語では、Opportunity Development「機会開発」ということを、私はこれまでも幾度となく話してきました。
「不登校」という一つの問題が、知誠館という場に来ることで、人生のかけがえのない学びの機会へと変わっていったとき、それは私たちの仕事の終わりを意味することでもあるのです。


こうした変容をいかに生じさせていくのか?
そしてそれをどのようにして確かなものへと定着させていくのか?
これこそが、私たちに課せられた大きな使命なんだと思っています。
これからの時代を生きる若者たちにとっては、次々とやってくる問題にどう向き合っていくのか?
まさにその能力が問われています。
問題に出くわさないで生きるなんて不可能です。
問題に直面することを不安に思うのではなく、その問題から何を学び取っていけるのかということにワクワクしてもらいたいのです。
不登校経験者は、まだ十分に能力が備わっていない段階で大きな挫折を味わった若者たちです。
そこで苦しみもがきながら、何とか自分なりにそこを乗り越えて自分の今を築いてきた若者です。
だからこそ、それは何事にも代えがたい学びの経験でもあるわけです。
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