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日誌

不登校→朝起きられない→昼夜逆転の生活→引きこもり…

笑顔になったアウラに感謝!!
現在、高校二年になりました、娘の体験を書かせて頂きます。
中学一年の夏休み最後の日に、突然 手紙を置いて
家出をしたのです。「もう、学校には行きたくない!」と…


家族が少しの間に留守をしている間に、
準備していたようでした。
警察に捜索願いと携帯電話のGPSの操作で娘を発見でき、
自宅に連れて帰ることが出来ましたが、
私には、何がなんだかわからず
学校の事で問題があったのか、
いじめにあったのか、
今まで友達や親にも相談できずに、
一人で悩んでいたのかと思うと、
私の子育てが間違っていたのだと
自分を責め、情けなくなりました。
娘は、
何も言わず、原因も解らず、
暫くは、学校を休ませ、
落ち着いたら登校出来るかと思いましたが、
本人の体調がどんどん悪くなり、
朝は起きられない、
昼夜逆転の生活、
引きこもりになってしまいました。

学校の話を持ちかけると、
反応なし、話題を変えれば、反応があります。
何とか外出をさせようとしても無理でしたが、
本屋さんだけは、一緒に行ける場所で、
大好きだったスポーツも望まないような生活が
一年と半年が過ぎてしまい、
家族は毎日普通にしていても、
マイナス思考になり、
見守るというより監視しては、
暴言も吐く、家の空気は息苦しいものです。
学校でカウンセリングの先生に相談させて頂き、
不登校の講演会や資料、同じ不登校になられたお母様と励まし合い、
とにかく一日が長い時間を過ごしていたように思います。
その頃、新聞に知誠館の記載を見て、
北村先生との関わりが始まり、希望の光を感じました。
娘が中学三年生を迎える年になり、
親としては、
高校進学へ望みたくても二年間のブランクがありますから、
その事より、知誠館に毎日通うことを基本と考え、
先生から何度も娘に電話で話をして頂き、
時間がかかりましたが連れ出すことができました。
暗くてどん底でいた娘が、
知誠館に通うようになってから少しずつ体調も回復し、
北村先生と他の先生方、生徒さんとの仲間たちと関わりながら成長してくれました。
最初の面談で、北村先生がお話された
「僕は、どんな子でも受け入れる」又「時間をかけて一人の生徒と向き合う」と、
おっしゃられた言葉がすごく印象的で、
「勉強することによって、自信がついてきますよ!」
の言葉通り、先生の熱い想いが通じたのか、
少しずつ勉強の取り組みと自信を取り戻すことによって、
進学への道も考えられるようになったのです。

有り難いことに、
学校の先生との連携で受験にむけて熱心に指導して頂き、
親子で前進できたことに感謝しております。
いつも相談ができる知誠館の居心地が良く、娘を救って頂いた永遠の母校となりました。
高校に進学してからは、
クラブ活動と大学への志望も考え、日々、学校に行くのがあたり前に…
明るく、自然と笑顔になり、自分の感情もだせられるようになりました。
不登校の頃には、将来の不安と時が止まったまま。
世間の目に、恥ずかしいと否定していた私が、
北村先生との出会いで人生感が変わり、改めて
気付かされ育んでおります。
ありがとうございました。