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日誌

心に響いた言葉1~知誠館卒業式にて

3月22日に、知誠館の卒業式を行い、高校3年生1名、中学3年生2名が巣立っていきました。
 それぞれに辛い思いを抱えながらボロボロの状態で知誠館に入学し、その後、見違えるように成長した生徒たちが、その思いを語るとき。そこでは、ほんとうに心に響く言葉が聞かれます。そんな言葉を紹介したいと思います。
 


ある在校生の送る言葉。「私が辛い時にはAちゃんに色々相談にのってもらったのに、Aちゃんの辛い時にうまく相談に乗れなくてごめんなさい。」
 こんな言葉を涙ながらに語る姿を見ていると、ほんとうにいい生徒たちなんだなあと思います。そしてこんないい生徒たちと一緒に学べることに、私自身もとても嬉しい気持ちになります。
 今日の卒業式で、生徒やスタッフが味わった感動は、その場にいた者にしかわからないものです。ここで文字にしても、「いや、こんなものじゃない」という思いは残ってしまうのですが、「こんなすてきな言葉を聞かせてもらった」ということを伝えるため、また報告を続けようと思います。