MENU

日誌

機会開発者 opportunity developer

不登校になって、よかった」
そう言ってアウラを巣立っていく子どもたちがいます。
「うちの子が不登校になって、本当に良かったです」
そうおっしゃる保護者の方々がおられます。


誰も不登校になることを望んだ人なんておられません。
自分の子どもが、学校へ行かなくなった時のショックは計り知れないものがあるのです。
不登校、それは、子どもたちにとっても、親たちにとっても与えられた一つの機会なのかもしれません。
それを、「不幸の根源」としてとらえることも、「不登校になったからこそ気づけたことがある」と、不登校になったことを一つの学びの機会としてとらえることもできるわけです。
機会開発、英語ではopportunity developmentと呼ばれますが、それは学びの姿勢そのものであり、生きる姿勢そのものなのです。
そしてそんな姿勢を持つ人のことを、機会開発者、opportunity developerと言います。
機会開発者は、たとえそれがどんなにつらい経験であっても、それを学びの対象にできる人のことです。そこから、何かの意味を構築し、それをもとに自分自身を変容させられる人のことなのです。
「不登校になったからこそ、自分自身を変えることができました」
私たちは、そんなコトバを残してアウラを巣立っていく機会開発者を一人でも多く育てたいと思うわけです。