MENU

日誌

Forest in Me

ご無沙汰しております、学びの森のキノシタです。

いや~、日々色んなことが起きますね。そのたびに考え続けないとなぁと思う今日この頃です。

 

さて、先週は<教養講座(身体)>の最終回がありました。

僕たちが演じる舞台の名前は『Forest in Me』。

いくつかの候補の中から、みんなの投票で決めました。

 

では、さっそくどんな風になったのか、お伝えしていきましょう!!

 

 

会場にはスモークがたかれ、静かに音楽が流れています。

時間になると「本日は、学びの森<教養講座(身体表現>『Forest In Me』にご来場いただき、誠にありがとうございます。今しばらくの開演となります。どうぞ、お楽しみください」のアナウンス。

これも生徒が本番前に録音してくれました。良い声!!

 

 

静けさが漂う中、演者が入場。

ここはゆっくり「丁寧に」身体を使います。

 

 

それぞれの定位置につき、緊張感はMAX。

身体のあらゆる感覚を研ぎ澄ませていきます。

 

 

ここから「抜け殻」の表現。

しっかりと身体を相手に預けることで、強度のある抜け殻をつくっていきます。

 

 

みんな順番に抜け殻をつくっていくのですが、それぞれにアプローチの仕方が異なっているのが印象的でした。

また、抜けていくときの身体も「丁寧に」を意識しました。

 

 

最後の抜け殻ができたら、曲が変わります。

身体の感覚も、見えてくる景色もガラッと変わったような気がしました。

 

 

街中にこんな銅像あったっけな?

注意を向けるときもあれば、そんなに意識に入らないときもある―。

そんな銅像を残し、みんなが動き始めます。

 

 

ここからいきなりダンスに展開!

グループに分かれて練習していたのは、このためだったんです。

まずは「学びの森」の「ま」!

 

 

続いて左奥、「な」!

 

 

さらに右奥、「び」!

 

 

ここからはみんなで、「の」!

 

 

「の」のあと、みんな溶けるように「種」になりました。

音楽もフェードアウトし、また違う曲に変わります。

 

土の中で、水分や養分をゆっくりゆっくり蓄えていく種たち。

すると…

 

 

「芽」が出始めました!

ここはそれぞれが芽吹き、成長していくイメージを表現します。

 

 

植物だけでなく、微生物から小動物、だんだんと人間も出てきます。※中央はカエル

「森」という多様で有機的な空間をみんなで表現することに挑戦しました。

 

 

そして「森」の字!

これにて「学びの森」完成です!

その後、この森はやがてひとつになって、まるで何かの生き物のようにうごめき始めます。

 

 

 

 

と、ここで一気にダンスチューン!!!

スモーク増し増し、ネオンキラキラ、テンションあげあげの学びの森ディスコの誕生です!!!

 

ここで登場したのが「DJ TAMAKI」!!!

 

イエェ――――イ!!!みんな盛り上がってるか―い?!学びの「森」の完成だぜ!!!

これまでいろんな表現してきたな?身体を通して色んなことを学んできたな?覚えてるかい?

おさらいだ!まずは「ウォーミングアップダンス」いってみよう!!!

 

フロアをぶち上げるDJの煽りに、みんな身体が動きます。

5,6,7,8!

 

 

練習を重ねたダンスはキッレッキレ。

みんな本当に楽しそうでした。

 

 

ナイスだぜみんなー!!

次は「スローモーション鬼ごっこ」だ!!!

鬼は・・・・・・・・・You!!

 

 

もはやみんなで鬼ごっこをするときに定着しつつある「スローモーション」の呪文。

昨年から何度もやってきたから、みんなばっちりスローでした。

 

いいねいいねー!

じゃあ次は「大縄」いってみようか!

準備はいいかーい?!

 

 

見えないはずの大縄が、はっきりとみんなには見えていました。

いつもの倍速で縄を回しても、ちゃんと飛んでいく生徒たち。

「イメージの共有」ができているからこその動きだったと思います。

 

最後は最後は「テンション6」!!

ここで6にならないと、いつなるっていうんだ!!

みんな身体が反応するままに動け―!!!

 

 

テンション6だから爆誕した「映しちゃ嫌よダンス」。

もうこの3人以外はバックダンサーと化してしまいました。笑

 

とここで、軽快なリズムから一転。

音楽は徐々にゆっくりになり、みんなの動きも次第に固まっていきました。

 

 

そうして出来上がった銅像たち。

世界から切り離され、長い年月が経ってやっと見つけられた…。

 

そんな銅像を感慨深く見て回る一人の男のシーンです。

音楽も幻想的なものになり、ここでまたグッと緊張感が高まります。

 

チリーーーーーーーーン♪

チリーーーーーーーーン♪

 

その場の空気を浄化するような音色が鳴り響くと、銅像たちの身体も現実に引き戻されました。

今日はもう出し切ったね。疲れたね。一度眠りにつこうかな。

 

 

みんなが寝静まって、もう一度「種」になると…。

チリーーーーーーーーン♪

にょきにょきにょき…

 

 

ばいば―――い!!!

 

最後はみんなでカメラに向かってご挨拶。

せーのっ!「Forest in Me お・し・まい!ありがとうございましたー!」

 

 

 

カメラにかけよる演者たち。

みんな良い表情してますね。

 

いかがだったでしょうか、僕たちの「Forest in me」は?

映像ではないので、伝わりにくかったところも多々あるかと思います。

 

でもこの日、3時間の練習を終えて、制限時間ギリギリの本番公演。

みんな本当によく頑張ったと思います。

 

それぞれが「やらされてる」感がなく、スタッフも一緒になって取り組むことができたので、めちゃくちゃ楽しかったです。

僕個人としては、ナレーションや撮影の協力、観劇など、この場に参加してくれたみんなに感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。

 

そして何より、昨年から一緒に講座をつくってきてくれた柳さん。

生徒たちのことや僕たちスタッフのことをひとつひとつ丁寧に知ろうとしてくれ、またそれを場に返していくプロセスを大事に関わってくれました。

本当にありがとうございました。

 

現在、この正面からの映像だけでなく、定点やハンディで撮影した映像を加工中です(柳さんが笑)。

保護者の皆様、そして生徒たちも楽しみにしていてくださいね。

 

いやぁ、幸せな時間でした!

このブログを肴に、たらふくお酒飲めそうです!

 

では、また~