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日誌

現場感覚

私は、現場の人間だとよく思うことがあります。
文科省、京都府をはじめとした行政関係の研究委託事業、あるいは大学院関係の仕事など、仕事柄、研究活動に従事する機会もあるのですが、その基本的なスタンスはやはり現場の人間なのです。


現場の人間は、目の前におこってくることから多くのことを学ぼうとします。
目の前の子ども、目の前の教師たち、そして目の前の親たち、そんな彼らに今どんな変化が生じているのか、そこをとても丁寧に、そして注意深く観察して、そこからある文脈を見いだそうとするのです。
現場は多くのことを私たちに伝えようとします。
目の前の子どもの様子からどれほど多くの情報が読み取れるのかが、まさに私たちに課せられた仕事でもあるのです。