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日誌

異文化コミュニケーション

これが今日の子どもたちの学習風景です。
知誠館に見学に来られた方は、みんな口々に彼らの明るさとよく学習する姿に驚かれるのです。
学校へ行かない不登校の子どもたちは、暗くて勉強ができない・・・、
そんな先入観があるのかもしれません。


学習風景
でも知誠館の子どもたちは、学校行っている子どもたち以上によく学ぶのです。どうしてそういうことが可能になるのか?
その理由は簡単です。
彼らは、知誠館の文化に触れ、徐々にその文化を身にまとい始めるからです。
ここでは、学習は自分で行うものです。
ここでは、みんな個別のカリキュラムで学ぶものです。
ここでは、中学や高校で学ぶ範囲を超えた概念のコトバが当たり前のように飛び交います。
ここでは、年齢の違った学習者たちがごく普通に学び合うのです。
日常とは違った、家庭や学校とは違った文化の中で彼らの何かが動き始めるとき、彼らは大きく変わり始めるのです。
学びという活動を異文化コミュニケーションとして捉えなおしたとき、そこには従来の教育現場とは大きく異なる地平が広がっていくわけです。