プロジェクト学習
学びの森の子どもたちは、さまざまなプロジェクトに取り組んでいます。
昨日は中高生たちが一緒になって、廃材と近くの公園で見つけてきた枯枝を使って火おこしのプロジェクトに挑んでいました。
文献を調べ、自分たちで材料を見つけ、木材を加工し、取り掛かりました。
結果はうまくいきませんでした。
何がどううまくなかったのか、振り返りが始まります・・・。
そんなプロジェクトが、最近どんどん生まれているのです。
子どもたちが、それぞれの経験を通して何か手ごたえのあるモノを獲得する。
経験主義に基づいた学習は、その過程を大事にします。
でも本当は、その経験を通して子どもたちがもともと持っていた知の体系がいかに組変わるのかということこそが大事なように思います。
そしてそのためには、その経験をコトバにしておくことが必要になります。
振り返りによって、その経験をどう編集するかは、人によって違います。
でも、それをどのレベルで捉え、どこまで知の体系を組み替えるのかは、質の問題なのかもしれません。