学びの形
学びの森での学習は、スタッフがサポートしつつ各々で自律的に取り組む個別学習が基本です。
ですが、高校生たちは週に2度、1年生から3年生までのみんなが真ん中の大きなテーブルに集い
様々なテーマについて考える、探究学習のゼミの時間を設けています。
ある日は川上弘美さんの小説を読んだり、ある日は寓話を創作したり、
ある日はシリアで今何が起こっているのかを知ったり、テーマはいわゆる
「国語」的なものから、「社会」的なものまで、実に多岐にわたります。
学びの森のおもしろいところは、その横で小学生や中学生たちが
国語や数学、英語といった教科学習にそれぞれ取り組んでいるところ。
この場にいる生徒の年齢学年も違えば、取り組んでいる学びの内容もバラバラなのに、
不思議と混乱は訪れないんですよね。
すべて一様な「学び」ではなく、いろんな「学び」がある学びの森ならではの光景です。
田中