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日誌

中学部 探究(inquiry)

【テーマ別ゼミ】

 

テーマ別ゼミでは、さまざまなテーマについて個人やグループで考えを深めることをめざします。

教科の枠を超えて学び、自分なりの問いと、今の考えを形にして他の人に伝えることに取り組みます。

中学部ではこれまで、「象徴」をテーマにコラージュ作品やA4一枚の画用紙で自分の象徴を製作・鑑賞、

「読む」をテーマに宮沢賢治の『なめとこ山のくま』、森鴎外の『高瀬舟』を分析して自分なりの意見をまとめる、

「記憶」をテーマに自分たちはどんな仕組みで記憶しているのかについて実験を通して考察する、

などに取り組んできました。

こうした経験を何度も繰り返すことで、生徒たちは自分で問いを立てる力や、考えを更新し続ける力を身につけます。

 

【教養講座】

 

学びの森の外の色々な「人・もの・こと」との出会いの中で学ぶ経験を積み重ねます。

これまで、映画監督や演劇の脚本家、イラストレーターやエンジニアなど、それぞれの専門分野で様々な活動をしている方を講師に招いた講座を開いてきました。

上の写真は、「ドキュメンタリー」をテーマにした映像の講座の一コマ。

グループに分かれて「脚本づくり→絵コンテ→撮影→編集」という実際の映画製作のプロセスを経験しました。

他者と共同でひとつの作品を作り上げる過程で、生徒たちは徹底的に話し合い、お互いのイメージを共有することの大切さと難しさを学びました。

下の写真は、教室を出て、京都の「東九条」という地域の歴史や文化を知るためのフィールドワークをしているところです。

講師の方の説明を聞きながら、なぜこんなところに橋があるのか?この建物は何か?など地域の歴史を知るだけでなく、

実際に地域のお祭りに参加することで多くの人と交流もできました。

 

【プロジェクト】

 

中学部では、テーマ別ゼミで疑問に思ったこと、興味・関心を持ったことをより深く考えていきます。

ある生徒は、自分の経験と「ブラック校則」をひきつけ、たくさんの中学校の校則を比較・検討し、みんなに発表しました。

またある生徒は、自分の小・中学校の「道徳教育」を振り返り、道徳教育はそもそも何を学ぶものなのか?どんな方法で実施するべきなのか?などを考えて意見をまとめました。

他にも、学びの森に通い始めてから現在に至るまでの「自分史」を言語化したり、MMT(現代貨幣理論)に関する本を何冊も読んでレポートにまとめたりした生徒もいます。

これらの問いには、たった一つの「正解」はありません。

だからこそ、考え続ける、自分の言葉で表現し、発信し続ける。

そんな学ぶことの本質とも言える経験を、学びの森では味わうことができます。