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日誌

テストって何だ?パート2!

こんにちは、学びの森の樋口です。

3学期がスタートして約2週間が経とうとしています。…と書きながら、「はやっ!!!」と感じています。

時が過ぎていく速さに流されないよう、今年も、学びの森で起こっていることや、それについて考えたことをここに書き起こし、形にして保存しておこうと思います。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

さて、新年1発目のブログ!は、小学生のアセンブリの様子からです。

今回は、「テストって何だ?」というテーマで話し合いをしました。

 

実はこのテーマ、1学期にも一度話し合ったことがありました。でも、そのときどんなことを話したかは、時間が経てば忘れてしまいます。人間ですからね…。

2学期は、小学生全体でのテストを実施しなかったこともあり、3学期はどうするか、小学生たちと一緒に話し合おう!ということで、このテーマが設定されました。

 

まず、テストに対する一人ひとりのイメージを小学生たちに聞いてみると、「学習したことを覚えているかどうか確認する」「できているところとできていないところを知って、できていないところを復習して理解し直す」「テストの結果をふまえて、どの教材を使えばいいか先生と一緒に考える」などの答えが返ってきました。

「学んだことがどれくらい定着しているかを確認し、まんべんなく定着することを目指す」ということを重きにおいている印象を感じます。

 

一方で、一口に「テスト」といっても、世の中には様々なテストがあります。小学生には少しイメージがつきにくかったかもしれませんが、社会にある様々なテストについて、スタッフ側の経験談も出されました。

例えば、大学でよくあるのは、講義の内容をもとに自分で考えたことを論述し、その考えの深さや妥当性を評価するもの。また、資格の試験など、ある合格基準にその人が達しているかどうかを測るもの。さらに、受験のように、合格できる人数が限られており、学校が作成した問題を受験者がどれだけ解けるか競うものもあります。

いずれも、まずそれぞれの目的があり、その目的(どんなことを測りたいか)を達成するために適切な方法が検討され、テストが作られています。

 

それなら、学びの森においては、一人ひとりがテストを受ける目的を設定し、「その目的を達成するうえで適切」と考えられる測り方ができるテストを実施すればよいのではないか?

という考えが出てきました。

 

では、一人ひとりがテストを受ける目的はどうやって設定する?「〇月〇日までに決める!」と期限を定めないとなかなか決められない?

一人ひとりがテストを受ける目的を設定することもいいが、大人が「学力を測りたい」という目的設定のもとテストを実施すると決め、それに向けて準備することも経験として必要?などなど…

まだまだ問いは残っており、話し合いが続きそうです。

 

また、話し合い全体の様子を振り返ってみると、小学生が理解して話についていくには少し難しすぎる内容だったな…とも思います。実際、途中から小学生たちの言葉数が減ってしまっていました。

小学生たちにとってわかりやすく、飲み込みやすいと感じられるものにするにはどうすればよいのか?小学生たちが自分の言葉で発言し、それぞれがより考えを深め、議論をつくれるような場にするにはどうしたらいいのか?スタッフとして個人的に考えたいこともたくさんあります。

 

「テストは先生(大人)が作成し、生徒が受験するもの」一見、あまりに当たり前で、「めんどくさいな…」と時に思いながらも、自分のため、将来のため、引き受けるべき事実のように思えます。

でも、「そもそもテストって何?」という問いを立てるところから始めて、学びの森でのテストの在り方を考えること、それを小学生たちとスタッフが一緒にすること自体に、何かしらの意義があるのではないか、そんな風にも思っています。