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日誌

体を動かしながら、考える

こんにちは、学びの森の王です。

11月22日のグローバル教育研究所25周年記念式典を控え、バタバタとした毎日、、、

その中で、11月4日にスポーツフェスタが行われました!

 

今年のスポーツフェスタはなんと2部制!

午前の部は子どもたちから募った実行委員が種目を考え、運営していました!

午後の部は生徒の保護者も混じり、「キンボール」というスポーツを行いました!

会場は、学びの森のすぐ隣の南つつじヶ丘小学校をお借りしました。

 

午前の部で実行委員が考えた種目は、玉入れ、台風の目、綱引き、なんでもリレー!

それぞれの種目で様々な準備が必要でしたが、実行委員の皆さんは悩みながらも最後まで運営しきることができていて、素敵だなと思いました。

 

午後の部のキンボールでは、保護者の皆様も本気!

子どもたちも負けじと動いており、非常に盛り上がる時間となりました。

参加していただいた保護者の皆様、ありがとうございます!

※なお、キンボールの具体的なルールはここでは割愛します。

 

さて、自分がこのスポーツフェスタで特に印象に残っているのが、子どもたちの「新規場面での適応」です。

今回のスポーツフェスタ、実は種目の練習時間はありませんでした。

実行委員以外は、ぶっつけ本番での競技の参加です。

それはキンボールでも同じであり、ほとんどの参加者は初めて触れるスポーツでした。

 

まぁでも、みなさん勝ちたいですよね笑

 

ということで、競技前、競技中に本気で頭を動かしていたことが見て取れました。

 

例えば台風の目のとき。

「外側に走るの速い人がいたほうがいいんじゃない?」

「でも内側にもどしっといれる人がいたほうがいいのかも?」

作戦会議中にこのような声が聞こえてきます。

競技が始まると、実際にその作戦通りにやってみる。

「これうまくいきそうだね」

「なんかちがうな」

こんな声も聞こえてくる。

 

何か、普段とは異なる頭の使い方をしているように感じました。

 

そして、午後の部のキンボール。

初めて触れるスポーツなので、まずはルールを飲み込み、ボールに慣れるところから。

ただ、ゲームを続けていくと、子どもたちの動きが明らかに良くなっていきます。

どういう位置にいればボールが取れそうか。

ボールをサーブするときに、どういうふうに打てばとられないようにできるか。

それらを考えながら、休憩時間の間にチームメイトと作戦会議をしている場面もちらほら。

 

これは、これまで経験していない新規場面で、子どもたちがどのように適応していくのかを見せられているような気持ちになりました。

「体を動かしながら、考える」

体も使って、頭も使って、、、へとへとだったかなと思います。

ただそれ以上に、貴重な経験ができた時間だと考えています。

 

改めて、実行委員の皆様、保護者の皆様、関係者の皆様、ありがとうございました!