本の面白さ伝えたい
どうも、学びの森のキノシタです。
早くも潜入捜査官シリーズ第二弾です!
今回は桜井先生の<ことばゼミ>に潜入してきました。
厳密には潜入捜査官ではなく「審査員」として招かれたのです。
いったい何を審査するの?(キノシタに審査員が務まるの?)
そう思ったそこのあなた!失礼ですよ!笑
とまぁ、冗談はさておき、この日は「ビブリオバトル」が開催されたのでした!!
ビブリオバトルとは、簡単に説明すると、おすすめの本の紹介です。
ただし今回はバトルなので、参加者+審査員の投票で順位が決まります。
今回の参加者は全員で6名、審査員には僕の他に、桜井先生、久保先生、小学生3名、中学生2名の8名の合計14名。
何度かこの企画をしていますが、こんなにも参加者と審査員が多いのは初めてでした。
桜井先生がバトルの趣旨やルールが説明している間に、この場の緊張感が少しずつ高まっていくのが伝わりました。
生徒たちも普段見ることのない表情で、ソワソワしています。
「うわぁ…なんかいつもと違って緊張する…」
ある男の子が膝をさすりながらそう言ったときの表情がとても印象的でした。
ピリッとした空気の中、トップバッターの女の子が本の紹介をしました。
本の内容、おすすめポイント、自分が好きだと思う理由、というしっかりした構成で、準備をしてきた形跡が見て取れました。
他の参加者も「おぉ…」と反応していました。
こうなると残りの参加者も黙ってはいられません。
このシーンがめっちゃ面白い!
絵がかわいい!
これを読んで自分はこう思った!
みんな熱のこもった紹介になりました。
※雰囲気を動画におさめたので、気になる方は学びの森のインスタをチェックしてください!
きっとたくさん考えて準備したんだろうなぁ…。
みんなの熱量を感じれば感じるほど、審査するほうは困ってしまいました。
でもこれはバトル。どうしても順位を決めなければなりません。
お笑いの賞レースの審査員ってこんな感じなんか?!
と、いらんことも頭をよぎりましたが、自分の審査基準に沿って点数をつけました。
気になる結果は・・・
『にげてさがして』ヨシタケシンスケ著
に決定ー!!
14票のうち5票を獲得して堂々の1位に輝きました!おめでとう!!
いやはや、こんな白熱した緊張感のある時間をこのゼミで過ごせたことは、僕自身にとっても生徒たちにとっても初めての経験だったと思います。
またそういう良い意味での緊張感というかシリアスさを生み出したのは、参加者が本気で面白さを伝えようとしたからであり、審査員もまた本気で審査をしようとしたからだとも思います。
やるからには真剣に。
生徒たちにもこの楽しさが残ったのではないでしょうか。
では、また~