評価って何?
こんにちは、学びの森の樋口です。
ついに保護者面談が始まりました...。私自身、初めての面談で緊張の連続ですが、できる限り頑張ろうと思います。
さてフリースクールでは、面談の際に「学習レポート」というものをスタッフがそれぞれ書き、保護者の方にお渡ししています。ちなみに学びの森では、学校の成績のような数字の評価はほとんどありません。普段の様子を、スタッフそれぞれの目線から、文章で書いてお伝えしています。
初めて学習レポートを書く中で気づいたのが、「評価って、相対的なものでしかないよな」ということです。
ある生徒の様子を書いた文章は、「私(樋口)が○○さん(生徒)に対して思うこと」でしかありません。言い換えれば、この文章が本当に適切に、その生徒のことを表現できているのか?と問われると、私自身はそうとは言い切れないのです。
これを広げると、学校の成績の数字も、いろんな人から言われる「あなたってこうだよね」も、絶対正しいとは言いきれないし、それが全てだと思う必要もないように思います。また、納得できないときは「本当にそうか?それだけか?」と疑問を持ってもよい、とも考えられます。
社会の中で、どうしても評価したり、されたりすることを避けて通ることはできません。他者からの評価を上げるために頑張ることも大切です。ただ一方で、評価を過度に気にしすぎずに生きるという選択肢も、生き方の1つとしてあるのかもしれませんね。
ちなみにこの考えも、間違っている可能性は全然あります!!!ということを付け加えて、終わっておこうと思います。
面談ウィークはまだまだ続きます。保護者の皆様、どうぞよろしくお願いします。