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日誌

本当の風景

どうも、学びの森のキノシタです。
正月の暴飲暴食スタイルが抜けず、常に胃もたれが続く今日この頃。

学びの森では<Science Class>が始まりました。

 

講師は生徒たちにももうお馴染みの存在となった湯川久仁彦さん。

今回は「光」を大きなテーマに全6回の講座を担当してくれます。

 

定員10名で受講の受付をしたのですが、ほぼ全員が小学生!

ニューフェイスを含む小3~中1までと、メンバーがかなり若返りました。

こういう講座も新陳代謝が起きないと面白いことも生まれないので、良い傾向だなと思います。

 

初回は『目の仕組み~目に映る本当の風景~』と題して、実験などに取り組みました。

湯川さんの講座はいつも「なんで?」が飛び交います。

 

―光がなかったらどうなる?

―何も見えない!

―なんで?

―えっ…

 

―光はプリズムを通るとどうなる?

―曲がる!

―なんで?

―えっ…

 

この「なんで?」からの「えっ…」が一番大事なんだろうと僕は思っています。

情報が溢れ返っている今の時代、生徒たちはみんな自分の興味・関心のあることに関する情報を簡単に手に入れることができます。

 

YouTubeを見てフムフム、Wikipediaを見てフムフム、学習漫画を読んでフムフム、そんな姿を学びの森でもよく見かけます。

でも、それは本当に「知った/理解した」ことになっているんでしょうか?

キーワードばかりを詰め込んで「知った気になっている」だけではないでしょうか?

 

こんな風に書いていて、僕自身も反省しなければいけないなぁと…。

知った気になっていることをもう一度「なんで?」と問い直すことの大切さ、そこで知った気になっている自分を受け入れる勇気を、この講座を通して生徒と一緒に学びたいと思っています。

それがたぶんこの講座の本質なんだと僕は考えています。

 

さて、ここからはどんな実験をしたかをハイライトでご紹介します!

写真とともにご覧ください!!

 

①同じ長さのはずなのに!?その1

 

②同じ長さのはずなのに!?その2

③こうしたら同じに見える発見!

 

④虹は何色?

 

⑤虹はなぜそんな風に見えるのか?

 

⑥目の中を探検!

 

⑦本当の風景は「逆さま」!?その1

 

⑧本当の風景は「逆さま」!?その2

 

⑨本当の風景は「逆さま」!?その3

 

⑩今日の振り返り

 

こんな風になるかな?と考えてから実際に手を動かすので、驚きが何倍にもなりました。

自分が見ている本当の風景ってなんなんだろう?

「見える」ってなんなんだろう?

みんなと振り返りをしていて、また新しく「なんで?」と問い直したくなることが出てきました。

 

次回は『光の三原色~光の足し算ひき算~』だそうです。

算数の足し算ひき算は嫌いでも、これは好きになりそうですね。笑

では、また~