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日誌

やってみたいことリスト

こんにちは、亀谷です。

先日は保護者の学び場、そして納涼BBQ、大変お世話になりありがとうございました。

保護者の方々とは普段なかなか議論したり、フリートークする機会がないので、

大変貴重な時間となりました。

やはり日常的な会話は家族や知り合いとするとしても、

議論したり、意見交換する、みたいな時間は、

あまり意識して持つこともないかもしれないので、とても新鮮だったりするし、

自分の考えていることを外に出す、ということ自体、

勇気のいることかもしれませんが、

すごく大切なことだと改めて感じました。

また次の機会もお世話になりますが、宜しくお願い致します。

 

さて、2学期がスタートしており、もう9月突入ということですが、

ただいま中高生と一人ずつ二者面談をしているところです。

そんな中で、<探究>の時間として自分は何をしたいか、

どんなことに取り組みたいか、ちょっとやってみたいなとかあるかな、

といった質問もしているのですが、

けっこう多いのが、「別に」「わからん」「模索中」とのこと。

明確に「〇〇作り」「漢字を極める」など定まっている生徒もいますが、

一般的な5教科の学習自体に向き合うのも、メンタル的に精一杯の人もいたり、、、

そこで、私亀谷としてはどんなことがやってみたいんだろう、とふと考えてみました。

いろんな条件や制約もありますので、

可能な範囲で、というか、あまり高予算だったり、場所的にここではできないかな、というのは外しながら、、

 

☆やってみたいことリスト☆

またパン作り(もっとうまくなりたい)

絵本作り(とび出す絵本とか)

ショートパンツを縫う(綿や麻の涼しいやつが欲しいが、なかなか売っていない)

布の筆入れを縫う

小刀でえんぴつを削る

椅子とかミニテーブルを作る(木工)

またリンゴむき大会をする

料理(カフェメニューみたいなやつ)

お菓子作り

お楽しみ会

天文台に行く

美術館に行く

絵を描く

英語をもっと勉強する(英検1級とる)

中国語、スペイン語、そしてフランス語も

経済学を学ぶ

陶芸

伝統工芸に触れる

年表を作る(日本史と世界史をリンクさせたやつ)

宗教について知る

ファミリーヒストリーを探る

旅程表を作る(行ってみたいところの)

山歩きとか

自転車でいろいろ行ってみる

ピザ窯を作る(この辺になってくると自宅でするしかないけど、、、)

その他諸々(*‘∀‘)

 

と、こうやって見てみるといっぱいあります~

やってみたいことがありすぎて混乱ですね汗

いろいろ見渡すともっと出てきます(;’∀’)

そしてこれらを見て思うのは、数時間で終われそうなものもあるし、

終わりなき探究、みたいな分野もあるので、

取り組む内容にもいろんな軸があるなと思いました。

どういった軸で取り組むかも、自分で決めたらいいと思いますが、

それではいざ自分の日常生活の中で、本当に自発的に実行するのか、

というところが一番のネックなのかも、と。

興味あるしやったら楽しかったり、達成感を味わえるだろうな、とわかっていてもなかなか実行に移せないことも多々。

本当に実行するのは目の前の「To do」、いわゆる「やらないといけないこと」。

今でこそ自分の時間を確保することが難しくなって、

時間が貴重であることを痛感しますが、

自分が学生だった頃はどうだっただろう、、、

いつもなんか楽しいことないかな~と思ってたり、友達と笑える話をしたり、

流行りの話題なんかをすることで一生懸命だったときもあったような、、

そんな中でも中学1年生のときから現在に至るまで英語はずっと学び続けているなぁ、、

そんなものに一つでも出会えたのは本当に幸運なことなんだろうと思います。

スティーブ・ジョブズのように、寝ても覚めても製品開発のことを考えていて、

それ以外のことはおかまいなし、というのにも憧れというか、羨ましさすら覚えますが、

日常生活とか、子どもの世話とかどうするんや??となります、、(それほどのめり込めるものに出会っていないということなのか?)

とにかく、最終的にみんなやりたいことをやったらいいんだと思います笑

 

保護者の学び場においても、「探究って何や?」という問いに対して、

大人が「それって意味あるの?将来にどう役に立つ?」ということを求めてしまうのではなく、

いろんなことに触れて、出会って、たとえ遠回りだと思われても模索し続けることが大切なのではないか、

という意見も出ました。

それぞれに、自分の内側から面白そうだなと思うことを受け止めて、

やってみることを応援していけたらいいな、と思っています。

まずは「自分はどうしたいのか」をその時その時で考えてもらうしかないと思いますし、

それの伴走をすることが大人の役割かなと思っています。

私自身も幼いころは、草花の実や花びらを揉んで色水を作ったり、泥団子作りをしたり、

椿の実をとってはコンクリートの表面ですりおろしたり、とそんなことばかりして遊んでいた記憶があります。

何の意味があるのかなんて考えたこともなかったと思います。

そのときは本気でやっていたし、没頭していたから今でも覚えているのかもしれません。

ここに立ち返ると、子どもの行動や考えをどう捉えていけばいいのか、

改めて考え直さないといけないし、

答えこそ出ませんが、生徒たちが学びの森でどのように過ごし、学んでいってほしいか、

ということに繋がっていく気がします。

そしてこうやってブログを書きながら、どんどんテーマが展開していくのですが、

上記の私のやってみたいことリスト、めちゃくちゃ消費的って思われる?!って今なりました。

自分が楽しいと思うことを箇条書きして、楽しいだけやん、って。

いやでも、それを誰かに言われたら傷つくんだろうな、とも思います。

自分が消費的な感覚で考えたつもりでないから。

それでは好きではないことをすると消費的ではないのか?

いやそれこそ好きではないことには魂は込められない、、、

でも好きではないこともやらなあかん時ある。

いや待てよ、保護者の方も言っておられたけど、好きなことでも熱中しているときと、

なんかやる気ダウンするときがあるって、嫌になるときすらあるって、それもすごくわかる。

親に絶対この習い事やりたい!ってお願いして始めたことも、

ちょっとやってみたら難しくなってきたりして、

楽しかったはずのことがなんか楽しくなくなってきて、

やめたいって言ったけど、「自分がやりたいって言ったんちゃうの?」って言われたり。

(これ今の我が家の現実です)

で今私が気づくところは、好きでもないことをやらせるということにフォーカスを当てるより、

いくら自分から興味が湧いたことでも、好きだと思っていたことでも、

いずれやって来る壁、困難や失敗に対して、いかに向き合えるか、

いかに粘り強くいられるかということが核になってくるのではないか。

そこには単なる報酬型のサイクル(これをやればこれがもらえる)では成しえないものがある気がします。

それでは学びの森のスタッフとしてどのような働きをするべきなのか、、

引き続き考えていきたいと思います。

(ちょっとやってみて、「やっぱなんかちゃうねんな、、」ってゆうのもわかる気もしたり、と

まだまだ揺らぎますが、根気よく考えていけたらいいなと思っています)

今日明日と、フリースクールの生徒たちは夏の合宿に行っています。

1泊2日、存分に楽しんできてくださいね!

先程の情報では、琵琶湖で元気に泳いでいるとのこと(^^)/

また明日も晴れますように☆