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日誌

作家の日

こんにちは、亀谷です。

先週金曜日は「作家の日」でしたが、

みなさんいかがでしたか。

私自身は中3生2人と「作る」に没頭させていただいたので、

正直に申し上げて、、そのときの他の人たちの様子を良く知りません(;゚Д゚)

なので、事後ですが何を作っていたのかを聞いてみたので、

その内容をご報告させていただこうかと思います。

 

・ミサンガを作っていた人

・木刀を作っていた人

・絵を描いていた人

・折り紙をしていた人

・紙粘土でお菓子を作っていた人

・スクラッチでプログラミングしていた人

・段ボールでUFOキャッチャーを作っていた人

・動画を編集していた人

・漢字をひたすら書いていた人

・小説を書いていた人

・裏庭菜園の大葉を使って大葉のソースを作っていた人

・パンを作っていた人(これが私たちです)

 

一人で黙々と取り組んでいた人もいれば、

最初からグループで取り組んだ人もいて、

また最初は一人で取り組んでいたんだけど、

ちょっと休憩は他の人を誘って公園に行ったり、

一人で取り組んでいたけど、途中から他の人が取り組んでいるのを一緒にやったり、

といろんなケースがありました。

そして、中学生の一人が、途中で木下先生にこう話したそうです。

「自分、何してもいいよって言われたら結構きつい。

自由って言われるのは困る感じや。」

木下先生は、「今回の目的は、自分のそうゆうとこに気づくっていうのも

含まれてるから、それに気づいたってことも大きな成果やで。」と答えたそうです。

 

私たちのグループは、裏庭でパン作りをしたのですが、

事前に中3生2人と、何をどれだけ準備するのか、

具体的に何を買ってくるのか、どんな道具を家から持ってくるのか、

をリストアップして担当者を決めました。

このリストアップも、生徒が初めてエクセルを使って表作成し、

分担がとても効率的になりました。

2人ともパンを作ることも初めてということで、

当日本当にパンが焼けるのか?!と不安もあったようですが、

一人が「もうこれは楽しめたらいいですよね!」と言っていたのが印象的です。

普段、間違えたくないとか、ちゃんとやらないといけない、という心の縛りが、

大なり小なりある中で、私にとっても嬉しい言葉でした。

当日作業を進める中でも、これくらいで大丈夫やろ、とか、焼いたら問題ない!などと言って

どんどん進める雰囲気も楽しかったですし、

細かいこと私が思っているほど気にしないんやな、という気づきもありました。

そして無事にパンが焼きあがり、味見をしたら「おいしい(*‘∀‘)!

初めてでもこんなにおいしく作れるんや!」と喜びの声。

最後に「たった3時間でここまでできるもんなんですね」と。

他の生徒にも、私のパンを味見してもらいおいしいと好評。(味見で全部なくなりました笑)

なお、裏庭菜園の大葉を使って大葉のソースを作っていた人は木下先生で、

そのソースがジェノベーゼのようで、私たちのパンとコラボすることに!

カフェランチの前菜みたいでとても美味しかったです。

中3生2人も、楽しかった、やってみて良かったということで、私も一緒に没頭できて良かったです。

またこんな風に何かに没頭できたらいいなと思います。

一人でやるも良し、グループでやるも良し、で「作る」がどんどん発展していくのが楽しみです。

 

当日は本当にパン作りに没頭させてもらったので、

他の生徒が没頭している様子や、自分の新たな面を発見したことなど、もっと知りたいと思います。

引き続き交流してみようと思います。

そして、この学びがどのように各々の中で発展していくかも大変興味深いので、

今後の取り組みも楽しみにしております。

 

(↓パン作りの写真を少しご覧ください)