強さと弱さが同居
こんにちは、亀谷です。
これから連日猛暑日ということで、すでに夏バテのような症状が(;’∀’)
毎年残暑も厳しいので10月くらいまでこの感じが続くと思うとトホホですが、
とにかく元気に乗り越えたいと思います。
今回もまた先日から考えていることを書きたいと思います。
よろしくお付き合いください(*’ω’*)
「カメの柔道は、強さと弱さが同居していました。」
この言葉は、高校生のときに所属していた柔道部の顧問の先生からのメッセージです。
卒業するとき、後輩から色紙をもらったのですが、
顧問の先生からの言葉もそこにありました。
加えて何か書いてくださっていたとは思いますが、
このフレーズしか頭に残っていません。
そして今でもこの意味を考えながら生活しているなぁと振り返っています。
初心者で柔道部に入ったものの、
毎日朝練から始まり、本練習もけっこうハード、休みもあまりない日常でした。
途中で諦めそうになったことも度々。
高1の最後に、春休みの強化合宿が迫っているのがしんどすぎて、
高2から留学したいと言い出してみたり、、、
結局担任の先生に相談したら、
「部活から逃げようという気持ちで留学するのであれば、それは甘すぎるよ」とあっさり言われてしまいました(T_T)苦笑
そして留学は断念、部活を引き続き頑張ることに決めて取り組んでいたら、
割と大きな試合でも結果を残せるようにもなり、引退まで続けることができました。
思えば、幸い上下関係はそんなに厳しくなく、仲間にも恵まれたということと、
顧問の先生が良き理解者でもあったのかな、と振り返っています。
このメッセージを読んだとき、「これって何が言いたいのかな、、いいってこと?アカンってこと?」と思いました。
私自身、柔道部だった当時もちろん強くなりたいと思っていましたが、
ふっと弱さが出てしまう、ということはよくありました。
前述のように、練習からもう逃げ出したくなるようなことや、
試合前に強い相手を目の前にして「絶対勝てへんやん」と弱気になるようなことなど色々ありました。
そのたびに、弱い自分から逃げたかったのかもしれないな、、
イメージしている自分は強いのに、現実はうまくいかない、、
そして今でも、強くなりたいと思っている、というか強くありたい、
という気持ちがあるのを自覚しています。
と同時に、弱さも同じくらい自覚しています。
強くありたい、という気持ちと、強くあらねば、という気持ちの境目もわかりませが、
ふっと弱さを感じるときに、ものすごい劣等感を感じるというか、
なんで自分てこんななんだろう、、ってなってしまう。
これって刷り込まれた価値観なのでしょうか、それとも自然と起こる感情なのでしょうか。
強いほうがいい、弱いのはだめ、みたいなのは、
人間が本能的に持っている価値観であり「そんなの当然でしょ」ということなのでしょうか、、
これは個人差があるのかもしれませんが、
できる自分は認められるけど、できない自分は認められなかったり、認めたくなかったり、
勝つと気持ちいいけど、負けたらみじめな感じ、少なからずみんなあるのかもしれません。
この感情がなければ生きていけないというか、
人類がここまで生き延びてこれなかったのかもしれませんが、
絶対的に「そんなの当然でしょ」ではないと思う自分もいます。
我が子を育てる中でも、例えばシャワーを頭からかけられると泣く弟に、
姉のほうが「こんなんで泣くなんて、弱いなぁ~」と言う場面を見たり、
こけても泣かずに堪えていたら「泣かんと強い、偉い」と言ってしまう自分がいたりすると、
こういったことを考えさせられるし、自分のことも振り返ってみたりして、
何を伝えたらいいのか、私は何が伝えたいのか、などと立ち止まることが増えました。
立ち止まって考えてしまうときの瞬間は、子どもが私を呼んでいても耳に入っておらず、
「へ?あ、何?なんてなんて?」といった調子で、自分の頭の中もあっちこっち(;^_^A
そして答えも出ないまま、また日常がどんどん進むわけですけども、
はっきりしない自分、これって親としてバシッと示さないといけないの??と
もう考えたらきりがないので、その時その時の全力の判断で動くしかない!と思って前進している感じです。
これについては、わからない自分をネガティブには捉えていないなぁと気が付きますが、
これはおそらく、こっちは全力の判断でやってるんだという自負もあるし、前向きな自分がいる、
そして自分なりに「問い」を立てながら、今答えが出なくても問題ない、考えながら進むしかない、
という思いがあるからかもしれません。
それが強さというか、自分なりの強みに感じているのかもしれないと思ったり。
基本的に消したり変えたりできないコンプレックスやトラウマも、
うまく付き合って生きていくことを学んでいるというか、
そういったことで感じる劣等感も、
そもそもこれに直面する必要ってあるんだろうか、
イコール根本的な事から逃げているということではないしなぁ、
自分が快適な日々を暮らすにはどうすればいいだろう、
居心地の良い環境を自分で築くにはどうすればいいのか、を考える方が先かなと思って最近は生活しています。
柔道部の先生も、強さと弱さが同居していることをネガティブに言いたかったわけではなかっただろうと思います。
それを読んだときは「どういう意味?」から始まりましたが、
ずっと頭に残っていて、ふと思い出しては今の自分はどうだろうか、と考えることにつながってきたことは
本当にありがたいことだったなと思っています。
これからもいろんな葛藤はまだまだ続くだろうし、
このテーマについて考え続けていくことになると思いますが、
力みすぎずに、でもしっかりと向き合っていきたいと思います。
↓カードゲームなどにも勝敗がありますね(^^)/
(運動の時間、外が暑すぎて危険な時は中で楽しんでいます。)