改めて「そもそも」を
どうも、学びの森のキノシタです。
音楽の講座、みんなで練習するのは今日が最後でした。
残すは明日の本番のみです!
どのグループも、ホンマによく頑張ってたし、真剣に取り組んでいたと思います。
竹内さんも、そこが一番嬉しいとおっしゃっていました。
そして、今日は振り返りの時間がすごく印象的でした。
Aグループ(小3~4年生)の練習中に、竹内さんがう~ん…と考え込んでいるのを見て、どんなことを考えていたのか振り返りで尋ねてみたときのことです。
Aグループの演奏も、即興とはいえひとつの「曲」にしたかったんです。だから演奏を区切るのはなぁ~…でも区切らないと「合わせる」がなぁ~…。
そう、この講座はそもそも、昨年度よりももっと「音を合わせる」ことを突き詰めて、その面白さや難しさを経験してもらうことを目的にしていたんです。
グループに分けたのも、課題曲を設定したのもそのためです。
でも、それを「やらされてる」にならないように、自分たちが好きな音、出したい音を出す楽しさを失わないようにもしたい。
竹内さんは、毎回毎回子どもたちと音を通して対話を重ね、試行錯誤を繰り返しながら、振り返りながら、このバランスを取ろうとしてくれていました。
僕はそれを感じているし、生徒たちも感じていると思ったので、Aグループの生徒と話し合うのもアリだったんじゃないかと伝えました。
目的を話し合って共有する、みんなの納得のいく目的から一緒につくる。
そんな方向も考えられたかもしれませんねーと二人で考えていたけ・ど・も…。
とはいえ扱うのは「音」!頭で考えるよりも先に身体が、こころが反応してしまう楽しさだってあるし、それも大事!
理屈ではなく、音を出してみて始まるものも大切にするという目的もある!
という話に。
さらにさらに、もっと言うと今回バンド演奏に挑戦していますが、本当の意味でバンドとして面白くなるのってこれからなんです!と、竹内さん。
「合わせる」のが当たり前になってきて初めて、もっとこういう演奏のほうが良いんちゃう?というバンドとしての個性が出てきて、それ最高やん!ってなったり、ぶつかったりしながら、そのバンドの音楽ができあがっていく、そのプロセスこそが醍醐味なんだと。
あー、それはやりたい!面白そう!!でももう明日本番!!!来年度やりましょう!!!!笑
でもそういう意味でも、今回やっぱり「合わせる」にこだわりたいですね、という話になりました。
色々お互いの想いを話し合いながら、改めて「そもそも」の部分、なんで竹内さんと一緒に学びの森で音楽の講座をつくりたいかを考え合うことができたのは、すごく良かったと思います。
こういう部分を共有することが、良い経験や場をつくるための条件なのかもしれません。
さぁ、いよいよ明日は本番!
楽しい音楽祭になりますようにー!
保護者の方も、ご都合良ければ是非お越しください!
では、また~