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日誌

バンドというつながり

どうも、学びの森のキノシタです。

最近なんでこんな蒸し暑いんでしょうか!?いつも元気な小学生数名も、この暑さにやられたのか運動から帰ってくるとバタンキュー。

 

熱中症にならないように、しっかり対策しないと危ないですね…。

しかし!そんな暑さに負けないくらい熱い講座が今日も行われました!

そう、<教養講座(音)>です!!

 

まずは中学3年生~高校生のバンド練習からスタート。

今回はメンバー全員が集まりました!

 

 

なんかこう、揃うと雰囲気ありますよね。

「もうバンドって感じですね!」と僕が言うと「いやいや、もうれっきとしたバンドですよ!」と竹内さん。

 

演奏するのは2週間ぶりだったので、忘れてないかなぁ~と不安でしたが、案の定忘れていました。

やっぱり毎日少しでも楽器に触れているのが大事なんですね…。

昼休み特訓せねば!!と反省しました。

 

何度も繰り返していくうちに、だんだんと思い出してきて、

おぉ!なんか指が覚えてるってこういうことか?!と、ちょっと嬉しくなる僕。

 

「じゃあそろそろみんなで合わせましょう!」と竹内さん。

いよいよ合わせる練習です。

 

カン・カン・カン・カン

竹内さんがスティックを鳴らして、演奏開始の合図とテンポを示してくれます。

 

でも、これがなかなか合わない!笑

「はい、いったんストップしましょうー!もう一度入るタイミング確認しますねー」

 

自分の演奏でいっぱいいっぱいで、鍵盤のどこを押さえるか見失ったり、押さえるところを間違えたりすると、途端にパニック!!

負の連鎖が始まります。

 

でも何度も練習を重ねるうちに、少しずつ音が合わさってくるのがわかりました。

あ!なんか今いけてたんちゃう?!と他の子に目くばせすると、みんな表情がぱぁっと明るくなっています!

 

「いけてますよ!いけてる感じしました?!」

竹内さんも楽しそうな表情!これはいけてるぞと、みんな俄然やる気が出ます。

 

そしてこの日一番僕の中で印象に残った瞬間が訪れます。

今まで竹内さんがやっていた、スティックを鳴らしてテンポとスタートを告げる役目を、ドラムの子が担当したときのこと。

 

「じゃあ、みんないきますね。カン・カン・カン・カン…」

この「じゃあ、みんないきますね」の一言が、メンバーの気持ちをひとつにまとめた感じがしたんです。

 

それまでみんな自分のパートを一生懸命演奏していたのが、みんなで一緒に演奏することに意識が向いた瞬間でした。

ただテンポに合わせるだけでなく、みんなの音を大切にしながら合わせる。

 

ドラムやベースがしっかり音を運ぶ流れをつくってくれている

そこに主旋律が乗っかる

キーボードとギターの音が重なっていく

 

タイミングが合う心地よさ、ドラムとベースの1拍目が合う安心感、メロディがつながったときの爽快感、どれも僕が感じたことのない感覚でした。

バンドってすごい!!!

 

稚拙な表現ですが、なんとも言えない感覚が今でも自分の中に残っています。

あぁ、こうやってバンドに「なっていく」のかもしれないなぁーと思いました。

 

竹内さんとの振り返りでも、この感覚をみんなに味わってほしいねという話になりました。

上手に演奏することや、演奏を完璧にこなすことが目的でなく、こうしたプロセスをこれからも大事にしていきたいと思います。

 

後半の中学1~2年生のグループも熱心に練習していました。

 

 

 

 

ベースの子はこの講座を本当に楽しみにしているのが伝わりました。

 

ドラムの子は竹内さんとの関係が少しずつできてきて、わからないところが質問できたり、ひとつレベルアップした演奏に挑戦したりしていました。

 

キーボードの子は拍に苦戦しながらも、一生懸命メロディを奏でようとしていました。

 

ギターの子はこの日体調不良で休みでしたが、同じ時間帯に(?)一人で黙々と練習していたようです。

 

亀谷先生はそんなみんなを演奏でもその他の部分でも支えようとしていました。

 

こちらはこちらで、バンドに「なっていく」プロセスを着実に歩んでいます。

それぞれがバンドというつながりの中で、色んなことを学んでいるように思いました。

 

残された時間は決して多くはないですが、良いつながりをつくれたらと思います。

そして保護者の皆様!いつもいつも突然の告知で申し訳ありません!

 

この講座の最終回、8/3(木)13:00にライブを開催します!!

【訂正】8/1(火)13:20開場 13:30開演 14:30閉演 になりました!

 

是非観に来てください!!予定こじ開けてください!!よろしくお願いいたします!!

 

詳細はまた後日何かしらの形でお伝えいたしますので、乞うご期待。

では、また~