2022夏合宿~2日目~
どうも、学びの森のキノシタです。
宣言通り、合宿2日目の様子をお伝えいたします。
1日目の様子はコチラ→『2022夏合宿~1日目~』
みんなは予定通り7:30に起床。
僕は6:00に起きたので、朝の散歩へ。朝の静けさの中見る海は最高でした。
散歩から帰って来て、生徒の部屋を覗くと、驚きの光景が!!
ちゃ、ちゃんときれいにたたんでるーーー!!!
昨日まくら投げで荒れ狂ってた部屋とは思えないほどの美しさ。
合宿前から「退去点検のときに怒られるの楽しみにしてるな!」と伝えていたのが功を奏したのでしょうか?笑
荷物の整理と部屋の掃除も滞りなく終わり、朝食へ。
昨日の夜たくさん食べていたのに、お腹が空くのはなぜだろう…。
僕が想像していた以上に、みんなたくさん食べていて驚きました。
お腹も満ちて、退所点検も済んで、職員さんからのお話も聞いて、いざうずしおクルーズへ!!
と、思ったんですが、あいにくの天気でピーンチ!!
港に着いてからも、少し天気はぐずついていました。
うずしおの発生する仕組み動画を見ながら、船を待つ我々。
今回乗る船は「咸臨丸」という名前だそう。黒い船体がかっこいいと生徒から人気でした。
船が近づいてくると、おぉ~!と歓声が。
チケットを渡して乗船。
乗る前に雨よけのポンチョをもらったんですが、これが着たら暑いのなんの…。
脱げばいいのに…と思いながら、でもせっかくやし着たいんかなぁと放っておきました。
いよいよ船が出発します。
そのとき、4つの大砲から水がブシャ――――――!!!
なかなかテンションの上がるお見送りをしてくれるじゃありませんか。
船内アナウンスによると、うずしおが見られるポイントまで20分くらいかかるそう。
その途中にも、たくさん有名なスポットが紹介されていました。
個人的に淡路島にはここ10年間通い続けているのですが、まだまだ知らないことは多いですね。
島や建物が紹介されるたびに、生徒と顔を見合わせて「へぇ~!」を連発しておりました。
そうこうしているうちに、船はうずしおが見れるポイントへ。
うずしおが発生する仕組みについては各自お調べいただくとして(忘れた)、遠くのほうからうずがどんぶらこどんぶらこと流れてきました!
「あー!あそこにあるー!!」
「うわー!あれでかいー!!」
みんな指さしながらうずを目で追っていました。
僕も初めて見たんですが、自然が作りだすものって言葉にならない感動がありますね!
生徒たちも目を輝かせながら、船の左右を行き来していました。
こうして約1時間のクルーズが終了。
船の前で記念撮影をして、次の目的地「北淡震災記念公園」へ。
目的地に到着すると、まずは腹ごしらえ。
カレーを用意していただいていたのですが、ものの数分でみんな完食…。
昨日までのバイクイングで胃が拡張していたようです。
お腹も満ちたので、館内へ。
入口すぐのところに、阪神淡路大震災の様子を再現したトラックが横転していました。
そのすぐ横で、当時の映像が流れていました。
1995年1月17日5時46分52秒。
僕が5歳のときの出来事です。
「あんたはよ起きー!」という声で目を覚ますと、そこには大きなタンスがこちらに倒れてこないように必死で支える母親の姿が。
「靴持ってこい!逃げるぞ!」という父親の指示に、「靴って何!?」とパニックになっている姉、叩き起こそうとしても全然起きない兄。
家族みんなで近くの幼稚園に避難したのを思い出します。
生徒からしたら、自分たちが住んでいる近くの県でそんなことがあったなんて!?という感じでしょうか。
崩壊したビルや高速道路の映像を見て、これホンマに日本?とつぶやいていました。
館内には、当時の家の中をそのまま記録したスペースも。
幼稚園から家に帰ったら、家じゅうの食器が床に散らばっていた記憶もよみがえってきました。
残念ながら震災の揺れを実際に体験する機械は使用できませんでしたが、みんなそれぞれ真剣に見て回っていたのが印象的でした。
近い将来、同じような規模の地震が起こる可能性は十分にあります。その時にどう判断し、行動するのか?そんなことを考えさせられました。
さて、合宿ももうすぐおしまいです。
いっぱい笑って、いっぱい驚いて、いっぱい動いて、いっぱい食べて、帰りのバスではみんなぐっすり眠って・・・
いない!!
このエネルギーの塊たちめ!!!!
寝ていた子もいるにはいたんですが、ほとんどみんな合宿が始まったときのまま。
でもまぁそれだけ楽しんでいたということなら嬉しいんですね。
今回の合宿は、そういう生徒たちのエネルギーや、楽しいという気持ちが全面に伝わってきた合宿だったと思います。
新しいヨコのつながりができたり、一体感が増したような気がします。
みんなにとって、どんな合宿だったのか、振り返りのときに聞いてみたいですね。
2日にわたる長編のブログになってしまいましたが、最後まで読んでいただけけたなら幸いです。
保護者の皆様、ご理解とご協力本当にありがとうございました。またお家でどんな話をしていたか、お聞かせください。
では、また~