ビブリオバトルをしました
どうも、学びの森のキノシタです。
昨日<国語ゼミ>で、ビブリオバトルをしました。
ビブリオバトルとは、参加者がそれぞれおすすめのビブリオ(本)を発表して、誰が一番読みたくさせるかを競うバトルです。
この日のために、5人の生徒が準備をしてきました。
どんな感じの発表だったのか、写真とともに紹介していきますね。
●エントリーNo,1『走れカネイノチ』
トップバッターは小学3年生のAくんでした。
正直、準備をしている姿を見たことなかったので、グダグダになるのでは?!と思っていたら大間違い。
第一声目から聴衆を掴む小気味よい語り口、文章の構成・展開…。
本よりも発表が気になってしまうほど驚きました。
●エントリーNo,2『君の膵臓を食べたい』
続いては中学1年生のBさんです。
さっきとは対照的に、Bさんらしく落ち着いた発表でした。
ちゃーんとおすすめのポイントや、この本からBさんが考えたこと・感じたことが伝わってきました。
一言一言がBさん自身の言葉として表現されているのが良かったです。
●エントリーNo,3『恐怖通信鳥肌ゾーン』
普段から怖い話が大好きな中学1年生のCくん。
今回の発表では、そんなCくんが特に怖いと思う一冊を紹介してくれました。
なぜこの本がこんなにも怖いのか?しっかりと分析し、なるほど…と思わせるような意見を述べていました。
僕は怖い系の本は夜寝れなくなるので嫌いなんですが、Cくんの分析を確かめるために、手にとってみたいなと思いました。
●エントリーNo,4『すみれちゃん』
小学5年生のDさんは、実物の本を持ってきてくれました。
主人公のすみれちゃんは幼稚園児です。その彼女が抱く疑問や、モヤモヤした気持ちを、Dさんもかつて抱いたことがあるとのこと。
この本を読んで、その当時は言葉にできなかったことが、言葉になっているのが良いところだと言っていました。
Dさん自身の経験と、すみれちゃんの経験が重なり、ほっこりした気持ちになりました。
●エントリーNo,5『ポケットモンスター きみにきめた』
ラストを飾るのは小学5年生のEさん。
みんな大好きポケモンの本を紹介してくれました。
Eさんが良いなと思ったポイントは、主人公とポケモンとの絆が深まるプロセスだそうです。
人とポケモンにあらわされる、何かと何かの「関係性」に着目するところが面白いなぁと思いました。
こんな感じでビブリオバトルは終了!
結果、初代王者に輝いたのは・・・
エントリーNo,2!『君の膵臓を食べたい』でした!!おめでとー!!!
みんなしっかり準備をして、形にしていたことがまず驚きでした。
加えて、それぞれの個性が光った発表になっていたことも、本当にすごいなと思いました。
自分のおすすめの本を誰かに紹介する/されるって、こんなに楽しいことなんやなぁとしみじみ…。
さぁ、次は僕たちスタッフもエントリーできるみたいです。
どの本にするか、考えているとにやにやしてしまいますね。
では、また~