初めての動き方
どうも、学びの森のキノシタです。
今日は<教養講座(身体)>の2回目の講座がありました。
※1回目の講座はコチラ→『身体を動かしてみる』
新鮮なうちに言葉にしておこうと思います。ぜひ最後までお付き合いください。
今回の講座も、学びの森の横にあるコミュニティセンターを借りて実施しました。
が!!!
いつものコミュニティセンターとは一味も二味も違う雰囲気に作り変えました。
それがコチラ!!!
学びの森ディスコです!!!!
どうです?今まで学びの森になかった雰囲気だと思いませんか?
僕自身、人生の中でそんなに何度も味わったことのない場の雰囲気。
大音量の音楽と、目がチカチカする光、そして何やら怪しげな男の姿が一人…。
もうこの時点で、身体が<何かいつもと違う!>と反応してしまいます。
今日のテーマはズバリ「音に乗る」。
音楽を聴いていて、思わずそのリズムに身体が動いてしまったり、
音楽を聴きながら歩いていると、まるでその音の世界に自分がいるような感覚に陥ったり…。
そうやって、音に自分の身体の動きを乗せてみることに挑戦しました。
まずはウォーミングアップ、「人差し指ダンス」です。
人差し指を立てて、その腕を上下左右、前後に伸ばせるだけ伸ばす。
たったこれだけのことを、音に合わせて順番におこなうだけで、ダンスになってる不思議!!!
「ダンスしてみて」と急に言われたら、何をしたらいいか戸惑うし、やったとしても楽しいより恥ずかしいが勝つと思います。
でもこれはやってみて、そんな恥ずかしい感じはなく、むしろ腕を動かすだけで結構僕踊れてるやん!と楽しくなってきました。
その後は、音に合わせて歩いたり飛んだり、徐々に自分の身体を解放していきました。
次におこなったのは、「自分の名前でおどる」。
例えば、僕なら「だいすけ」という名前を身体全体で書くわけです。
それがもうおどりになってると。
「だ」はこうしてこうしてこう!濁点のときはジャンプしよう
「い」はこんな感じで…地面にぐりーーーーっと擦り付ける
「す」はスッ!!!と投げちゃおう!!!
「け」は殺陣のようにズバッと鋭く!!!!
みたいなイメージが、身体を動かしていくうちに湧いてくるんですね、不思議なことに。
こちらの二人は、同じ「あ」を表現しているんですが、全然違う動き方なのが面白いです。
それぞれの文字、あるいは自分の名前へのイメージが違うから、人の数だけ動き方が出てきます。
そして、この二人の「あ」をみんなでマネしてみると、新しい発見がありました。
大きな動き方も小さな動き方も、自分の発想にはなかった動き方なんですね。
まさかそんな風に身体を動かそうなんて思ったこともなかった!初めての動き方!的なことの連続でした。
お次は、「無重力の動き」。
無重力状態では、物体は力が加わった方向に動き続けます。
それを身体でやってみようというんですね。
もし色々な身体の部位が、力の加わった方向に動き続けたとしたら…?
を考えながら、動いてみます。
最後はみんなが一つの銀河のように、無重力状態でごちゃまぜになり、ぶつかったり跳ね返ったりしました。
これもまた、初めての動き方でした。
休憩時間には、「エア大縄跳び」もしました。(全然休憩じゃなかった)
どうです?縄、見えますか?
縄が見えたら、僕たちの表現レベルもだいぶ上がってきてるかもしれませんね!ニヤリ
最後は、「前の人のマネをする」。
急にシンプルなのきたーーー!!!
一列になって、自分のひとつ前の人の動きをマネる。そう、ただそれだけのこと。
…が、難しいんです…。
一列になって、自分のひとつ前の人だけをマネするから、伝言ゲームのように「ズレ」が後ろに伝わっていきます。
動き続けているから、傍から見たらうねりのようにズレていくのがわかります。
そしてそのズレがまた、自分の経験には無い身体の動き方をさせることに。
最後は円になって、次々とマネをする動きをチェンジ。
もうこの頃になると、みんな恥ずかしさはどこへやら、といった具合に身体をあれこれ動かしていました。
今日は内容がてんこ盛りで、それゆえたくさん「初めての動き方」を経験できました。
僕の感想としては、こういう形で自分や他者を知る経験って必要だなと思いました。
初めての身体の動かし方をしてみることで、今まで気が付かなかった新しい自分に出会えたり、
誰かの動きを真似して、自分の経験には無い身体の動かし方をすることで、その人のことを想像したり。
今はまだ身体を動かしてみて、身体を解放する段階ですが、
これから何かを表現するようになれば、もっと自分や他者を知る経験に深みが出てくる気がします。
そうなったときに見える景色がどんなのか、今から楽しみです。
では、また~