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日誌

AOAプロジェクト報告【その1】

どうも、学びの森のキノシタです。

 

 

 

 

もう木曜までの宿泊行事で身体が痛い痛い…。今日もまだ眠い眠い…。

 

 

 

 

そんな満身創痍の中、ご報告させていただきます!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに、AOAプロジェクトのプログラム内容が気になる/忘れちゃった方は前回のブログ「どうなるAOAプロジェクト」をご参照ください。

 

 

 

 

ではいきます、一日目!!

 

 

 

 

朝9時半に亀岡駅に集合した学びの森のメンバー。

 

 

 

 

とりあえず、みんな宿泊ということで荷物が大きい!

 

 

 

 

それを目にするだけで、これからいつもと違う何かが起こる!という気がしてワクワクしました。

 

 

 

 

スタッフも含め、全員で10名が参加したため、レンタカー1台で行くことができました。

 

 

 

 

その「こじんまり」感も、なかなかいい味を出してました。

 

 

 

 

誰かの話し始めた話題が、ちょうどみんなに聞こえるような距離感では、コミュニケーションが深まる感じがします。

 

 

 

 

車内で食べるお菓子は、そのコミュニケーションを媒介する重要な役割を果たしていました。

 

 

 

 

このお菓子めっちゃ美味しいで!みんなあげるー!

 

 

 

 

このグミ食べてみて!

うわ、めっちゃ硬い!

 

 

 

 

これひとつだけ酸っぱいガム!

それいつもハズレのやつ食べちゃう!

 

 

 

 

などなど、急に距離が近くなるような場面が何度も見られました。

 

 

 

 

<お菓子は200円まで>というルールをあきらかに破っている量のお菓子を持ってきていた子もいましたが、それには目をつむっておきました…笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お菓子を食べながら、何かみんなでできることはないか考えた結果、クイズ大会をすることに。

 

 

 

 

今はスマホですぐにこういうのが調べられるので便利ですね。

 

 

 

 

問題を出すと、みんな結構真剣に考えていました。

 

 

 

 

珍回答の量産に、みんなで爆笑したりするのも楽しかったです。

 

 

 

 

そんなこんなで1時間ほど車を走らせていると、景色が変わりました。

 

 

 

 

木々が生い茂り、道はくねくねカーブが多くなってきます。

 

 

 

 

18~!

17~!

尾根までのカーブをカウントダウンしながら車は進みます。

 

 

 

 

めっちゃ山の中やん!

うわー!カーブ酔いそう!!

でもあとちょっとで到着やー

 

 

 

 

そんなやり取りを何度かして、ついに到着!「神戸市立 自然の家」です!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何かリアクションがあるかと思ったんですが、みんな淡々と荷物をおろして靴を脱ぎ、スタッフの方のオリエンテーションを聞いていました。

 

 

 

 

あんまりこういうとこ来てもテンション上がらんのか?と思っていたのもつかの間…

 

 

 

 

部屋のベッド選びで男子たちに火がついたようです。

 

 

 

 

俺ここにする!

じゃあ俺ここ、いややっぱこっち!

先生ー!先生はどこの部屋で寝るん?

 

 

 

 

うるさい限りです。

 

 

 

 

ええからはよ荷物置いて!と男子たちをあしらい、食堂へ。

 

 

 

 

お菓子を食べていたとは言え、食堂からのいい匂いに胃袋を刺激され、もうお腹ペコペコです。

 

 

 

 

メニューはみんなからのアンケート結果で「焼飯定食」になっていました。

 

 

 

 

なんとこの焼飯がおかわり自由だというのだからたまったもんじゃありません。

 

 

 

 

普段はあんまり食べないようにしている僕もリミッターを解除せざるを得ませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふと気がついたのは、こうしてみんなが同じメニューを食べること自体が新鮮だということでした。

 

 

 

 

普段学びの森では、それぞれがお弁当や買ってきたものを食べています。

 

 

 

 

同じ空間にいるとは言え、それぞれの机で食べるので、目線もばらばら。

 

 

 

 

目の前に誰かがいたり、「これ美味しいね」と話しかけたり、食を通したあれこれを共有することはあまりありませんでした。

 

 

 

 

それがこうして同じ場所で向かい合いながら、同じものを食べ、同じように美味しいと感じることって

 

 

 

 

それが「正しい」わけではないけど、「幸せ」なことでもあるなぁとしみじみ思いました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ごちそうさまをして、次のプログラムである「たたき染め」にレッツラGO!

 

 

 

 

まずは自然の家の敷地内に落ちている/生えている草花から、これと思うものを採集していきます。

 

 

 

 

あれもこれも!と、次々採っていく子もいれば、どれにしよう…と吟味しながら採っていく子もいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうこうしながら、みんなで採集した草花がコチラです。

 

 

たたき染めは、めちゃくちゃ簡単で、この草花を染めたい布に置き、その上からプラスチックの板をかませてハンマーで叩くだけ!

 

 

みんな日頃ストレス溜まってんのか?!と思うほど、一心不乱にたたきまくっていました。

 

 

たたくと、草の葉脈とか、花びらの模様なんかまで布に映し出されます。

 

 

みんなそれぞれ「おぉ~!」と感動しながら作業をすすめていました。

 

 

こうしたらこうなるんや!という「!」がみんなのインスピレーションを掻き立てます。

 

 

 

 

僕自身にも、こうしたらこうなる!が、もっとこうしてみよう!とか、こんなんしたらどうなるかな?という

 

 

 

 

「!」と「?」の循環が起こっている感じがしました。

 

 

 

 

この循環が起こっているときって、なんだか「無敵」になった気がするんですよね。

 

 

 

 

それはたぶん、評価の軸がまるまる自分の中にあるからだと思います。

 

 

 

 

誰に何を言われたって、自分の思い通りにならなくたって、自分が「これええやん!」と思えるという意味で「無敵」なんです。

 

 

 

 

みんなが僕と同じように感じたかはわかりませんが、そんな「無敵」モードでたたき染めをしているような感じがしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

一心不乱にたたきまくっていると、時間がすぐに過ぎてしまいました。

 

 

 

 

ふと手を見ると、マメが出来ていて「ひえっ!」となったのは僕だけではなかったようです。

 

 

 

 

普段使わない皮膚はこうも弱いものか…という己の弱さを噛み締めながら、定着剤に漬け、それを軽く洗い流しました。

 

 

 

 

使った道具を洗い、染めた布を干して、全ての工程は終了。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなたたき染めだけで結構疲れているというか、エネルギーを使っていたようです。

 

 

 

 

かく言う僕もかなり疲れていました。

 

 

 

 

しかーし!そんなことは言ってられないので、次のプログラムである「ネイチャーハイク」へ!!!

 

 

 

 

生徒からは「今から歩くん?!」「足痛いー!!」というブーイングもありましたが、無視して自然の中へ入っていきました。

 

 

 

 

少し歩いたところでガイドの方が、みんな少し目をつむって黙ってみようか、と声をかけました。

 

 

 

 

言う通りにしてみると、いろんな音や匂いが身体の中に飛び込んできました。

 

 

 

 

鳥や虫の鳴き声、風で揺れる木々の音、虫の羽音、草木の匂い…

 

 

 

 

そのどれもが、亀岡の自然とは少しずつ違っているから不思議です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分たちのアンテナをちょっとずつ神戸の自然に向けながら、ネイチャーハイクは進んでいきました。

 

 

 

 

毎年カエルが卵を生む池を見たり

 

 

童話『モチモチの木』で有名なトチノキを見たり

 

 

ガイドさんよりも爬虫類に詳しい生徒の説明を聞いたり

 

 

やまびこを聞くために大声で叫んだり

 

 

本物のカエルを発見して愛でたり

 

 

キノコを見つけて愛でたり

 

 

自然の「すべり台」を駆け上がってコケたり

 

 

カヌーができる水辺で生き物を観察したり

 

 

写真には収めていませんが、柑橘系の木の葉を嗅いだり、笹の葉で笛を吹いたり(これ僕マスターしました!)、五感で自然を感じることができました。

 

 

 

 

その感じ方が生徒によって見事にバラバラなのが一番面白かったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、次に体験したのは「アーチェリー」です!!

 

 

 

 

完全に狩猟民族と化した学びの森の一行は、果たしてどうなってしまうのか!?!?!?

 

 

 

 

ちょっとブログが長すぎるかと思いますので、急ですがここで区切らせていただきます。

 

 

 

 

次回もお楽しみに!

 

 

 

 

では、また~