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日誌

クリスマスパーティーの報告と冬休みのお知らせ

 

こんにちは、学びの森のタナカです。12月25日、クリスマス当日ですね。

 

 

学びの森フリースクール・ハイスクールは本日より冬休みに入りました。

 

 

「今週の月火授業がある意味が分からん 今週から冬休みでええのに…」などと生徒からは非難の多かった月曜と火曜を終え、やっと入った冬休み。

 

 

皆楽しい休み期間を過ごしてくれることを願います。

 

 

新年の登校日は1月6日(月)となります。

 

 

 

 

…さて、そんな聖なる日である本日は、クリスマス当日より一足お先に開催していた学びの森のクリスマスパーティーの様子をお届けしたいと思います。

 

 

 

 

学びの森では、地域の方々も招きプロの演奏家の方によるコンサートを行うクリスマスコンサート(記事:「学びの森コンサート2019」)と、学びの森フリースクール・ハイスクールに通う生徒たちだけで行うクリスマスパーティーの2種類のクリスマスイベントがあります。

 

 

今日はその後者、学びの森の生徒たちだけで行ったクリスマスパーティーの模様をお届けします。

 

 

 

 

クリスマスパーティーは毎年少しずつ趣向を変えて開催しており、一昨年は生徒たちの手作りパーティー、去年はたこ焼き&クリスマスパーティーとなっていました。

 

 

今年は、いつも注文しているクリスマスケーキを、生徒が自分たちで作ることに。

 

 

 

 

ということでこの日はまず、クリスマスパーティーで食べるケーキ作りからスタートしました。

 

 

 

 

午前の学習と昼食を終え、調理室を備えた地域のコミュニティセンターへ移動。

 

 

毎年クリスマスケーキのオーダーや調理実習でお世話になっている、亀岡市でお菓子教室を開かれている稲村先生にご指導いただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間の都合上、スポンジケーキは稲村さんが焼いてきてくさったので、我々が担当したのはケーキのデコレーション。

 

 

4つのグループに分かれ、ケーキに挟むフルーツをカットし、生クリームを泡立てるところからスタート。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電動ミキサーでなく泡だて器で生クリームを泡立てるのがいかに体力仕事かを思い知る我々。

 

 

私タナカも、「パティシエってすごいなぁ…」などとつぶやきながら黙々と生徒とともに泡立てました。

 

 

苦戦しながらも、少しずつクリームがかたくなってきた時には感動を覚えなんだか自分が泡立てた生クリームが愛おしく見えてくる不思議…。

 

 

 

 

そのクリームを使い、こちらのスポンジにクリームを塗っていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

3枚分にカットされたスポンジの1枚目に、生クリームを塗り、フルーツを乗せ…

 

 

 

 

 

 

 

 

そのまた上に2枚目のスポンジを乗せ、同じように生クリームとフルーツを乗せ…

 

 

 

 

 

 

 

 

おお、綺麗。

 

 

そして最後のスポンジを乗せ、ケーキ全体にクリームのお化粧を施していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

これがまためちゃくちゃ難しい!

 

 

稲村先生がぴゃぴゃぴゃっとスパチュラを動かすだけで美しく整うのに、自分がやると「ぬちゃ」「ぐちゃ」と表面が途端にでこぼこになってしまう…。

 

 

生徒たちと稲村先生のスパチュラさばきに「おお~~~~(拍手)」と感嘆したり己がスパチュラさばきの残念さにうめいたりしながら、どうにかこうにか形になりました。

 

 

 

 

スポンジのお化粧が整えば、あとはトッピング。

 

 

 

 

 

 

 

 

クリームをどうしぼりフルーツをどう配置するかは、各班の個性の見せどころでした。

 

 

こうして完成したケーキを学びの森に持ち帰り、皆にお披露目!

 

 

 

 

 

 

 

 

ホールケーキが4つ並ぶとなかなかに壮観ですね!

 

 

ひとつひとつ、アップで見ていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは本来真ん中にバナナをドドンとトッピングしていたのですが、大きすぎて持ち帰り用の箱に入らなかったため断念したそうな。

 

 

痛恨のミス!しかしバナナが無くても十分美味しそうではあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらはバナナを縦にトッピングしているところが個性的です。

 

 

クリームのしぼり方にも個性があるのが、ここのケーキを見ているとよく分かります。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらはいちごとパイナップルをメインにしぼり、両者の輝きが存分に発揮されているケーキです。

 

 

側面のクリーム飾りがポイントでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらのチームも側面のクリームの飾りがレースカーテンのようになっており綺麗です。

 

カットしたいちごでパインを挟むという独特なフルーツの飾り方で、個性もしっかり放っています。

 

 

 

 

ケーキを切り分けそれぞれ飲み物を手に取り、かんぱーい!

 

 

 

 

 

 

 

 

苦労しつつ作ったケーキを美味しくいただき(本当に美味しかった!)、お次は毎年恒例のプレゼント交換です!

 

 

 

 

 

 

 

 

こちらは昨年の写真ですが、このように一人約500円の予算で買ってきたプレゼントを集め、番号を振っていきます。

 

 

 

 

そして一人ずつビンゴを回していき…

 

 

 

 

 

 

 

 

出た番号のプレゼントが当たる、

 

 

 

 

 

 

 

 

という形のプレゼント交換です。

 

 

この500円という限られた値段設定の中でのプレゼント交換で出る個性もまた面白く、ある人は大量のポテトチップスとポテチ用箸の「ポテチエンジョイセット」、ある人は自分が好きなキャラクターのプラモデル、またある人は自分が好きなカードゲーム、そのまたある人はゴディバのチョコレート…といったように、多種多様でした。

 

 

今年は塾長が大幅(?)予算オーバーのBluetoothスピーカーを提供してくれたため、それが当たった人は大当たりというサブイベントもあり、大変盛り上がりました。

 

 

 

 

そして最近新しい生徒が増えてきたこともあり、今回はプレゼントをもらった人から自己紹介をする時間も設けました。

 

 

その中で、話すことがそんなに得意でない生徒も皆の前で自己紹介する姿が見られたり、思っていた以上に皆ほかの生徒に対して興味がある様子が垣間見られたりと、嬉しい瞬間がいくつかありました。

 

 

「教科学習」を媒介としない、こうした関わりの中でこそ見えてくる表情や個性、聞こえてくる言葉が新しい見方を与えてくれることがたくさんあります。

 

 

このクリスマスパーティーもその機会となりました。

 

 

 

 

この日の振り返り(学びの森では、毎日生徒にその日の「振り返り」を書いてもらっています)には、「クリスマスパーティー楽しかった」の言葉が多く見られました。

 

 

 

 

こうして終わったクリスマスパーティーから約2週間が過ぎやっとクリスマス当日がやってきて、学びの森も冬休みとなりました。

 

 

 

 

学びの森フリースクール・ハイスクールの冬休みは先に書いたように本日12月25日(水)~1月5日(日)となっておりますが、スタッフは引き続き出勤しておりますので、12月28日(土)16:30まで学びの森はオープンしています。

 

 

したがって上記期間もお問い合わせ等への対応は行っております。

 

 

お問い合わせになりたいことがあれば、お気軽にご連絡ください。

 

 

 

 

それでは皆様、2019年は大変お世話になりました。

 

 

よいお年を、お迎えください。