プレゼン対決、校外学習の行先決定戦
学びの森では、毎年9月に校外学習があります。
昨年は大学生と一緒に海遊館、一昨年は丹後の琴引浜に行ってきました。
2017年の模様:「学びの森 2017丹後旅!」
2018年の模様:「学びの森、校外学習2018」
毎年この時期になると「どこに行こう」とスタッフの間で相談になるのですが、今年はいろいろと迷走した結果、2つの候補をスタッフがプレゼンし、その内容によって生徒に投票してもらうことになりました。
小牧先生は丹後の天橋立と琴引浜のセット案のプレゼンを、木下先生は地元大阪が世界に誇るひらかたパーク案のプレゼンを披露。
小牧先生のプレゼンは具体的に丹後をどう楽しむかというアイディアに溢れたもので、木下先生のプレゼンは皆の「USJに行きたい!」という声を同じテーマパークであるひらパーに落とし込んだおもしろみあるものでした。
投票の結果、接戦を制したのは、小牧先生の丹後案。
天橋立の松の並木道をサイクリングして対岸に渡り、そこからリフトやケーブルカーで傘松公園まで上り昼食、その後琴引浜へ、というルートになりました。
学びの森では生徒自身がプレゼンをすることはあっても、講師がプレゼンしたものに対して生徒が判断を下す形はこれまでにあまりなかったのでなんだか新鮮でした。
何かを決める時、なるべく生徒に聞いてみようとするのは学びの森の特徴のひとつです。
もちろん実現可能なことと不可能なことがあるので、今回のように「校外学習どこに行きたい?」と尋ねて「USJ!」と返ってきたら「ごめん無理」と言うしかないのですが、一度生徒に聞いてみて、聞いたことから考えてみようとするところは学びの森のらしいところだと思います。
こうして決まった校外学習の行先。
9月の本番が、楽しみです。