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日誌

恋愛にまつわるエトセトラ

5月20日に、第1回目の「あかたさんと話そう」が開講されました。

講座は僕とあかたさんが「恋愛」をテーマに対話をする形で進みました。

 

 

 

 

最初はどんな対話になるのか、正直不安でした。

というのも、学びの森の生徒に「恋愛」について自分の考えや経験を話すのはこれが初めてだったからです。

 

 

 

 

あかたさんに何聞かれるんやろ?

生徒に聞かせられるような「恋愛」なんてしてきてないしな…。

とテンパっていると、あかたさんが口火を切ってくれました。

 

 

 

 

「今、絶賛夫婦喧嘩中なんですよ。言っとくけど、39歳なっても喧嘩はします。」

 

 

 

 

確かに!何歳になっても喧嘩はするもんだ!

大人になったら喧嘩しない、なんて幻想だ!てか大人になってからの喧嘩のほうが色々面倒臭い…。

逆に考えると喧嘩は人間やからするもんなんか?喧嘩も他者との関係の上で起こることやもんな。

などなど、色々と考えていると、またあかたさんから問いが投げかけられました。

 

 

 

 

「じゃあ「喧嘩」と「話し合い」の違いって何なんすか?」

 

 

 

 

出た!!これ難しいよなぁ…。

「話し合い」をしていたつもりが、いつの間にか「喧嘩」になっていたりってよくありませんか?

それってどこまでが「話し合い」でどこからが「喧嘩」なんでしょう?

 

 

 

 

 

 

木:感情が高まってしまうと「喧嘩」になるんちゃいます?

あ:あー、感情的になっちゃうとね。

木:それとか、そもそも相手を言い負かそうとか、戦闘モードやったら「話し合い」って言わへん気しますね。

あ:そもそもの姿勢の問題ね。

 

 

 

 

話していると、田中先生がズバッと一言。

「言葉による合意と解決をしようとするのが「話し合い」やと思う。もちろんそれ以外の方法もあるけど。」

 

 

 

 

な、なるほど…!!

僕の中で言語化されずモヤモヤしていたものが言葉になって出てきたような気がしました。

あかたさんも「いいっすねそれ!」と、紙に書き出します。

 

 

 

 

こんな風に、僕とあかたさん二人だけで対話をするのではなく、その場に参加している人が出たり入ったりしながら対話が進んでいきました。

その内容は伏せますが、参加者の発言から色々なことを考える糸口がたくさん出てきました。

 

 

その数、なんと21枚!(タイトルの「恋愛」は除く)

 

 

 

 

 

画像が見づらいかもしれないので、以下に箇条書きにします。

 

・39になってもけんかはします

・けんかと話し合いは何が違う?

・(けんかは)「どっちが悪いか」じゃない

・でもとりあえず謝れよ

・感情と性別

・言葉による合意と解決(それ以外もある)

・片思い

・恋愛は(器用なら/組み合わせによって)一人でもできる

・仕事/勉強 vs 恋愛

・(相手を)「大事にする」とは?

・男 と 女(それ以外もある。けど女/男として育てられるから…)

・顔面イケメン と 総合イケメン

・恋愛とは?

・恋愛にゴールはある?

・恋愛のゴールは「つきあう」?!「つきあう」と人間関係?「つきあう」=相手のことを考えるもの/考えざるを得ない

・「好きとセックスは別」むしろなぜ一緒なのか?

・人間関係はめんどくさいけど、それ以上に利益や得るものがある

・長く続くカップルは「友情」が含まれている

・独占欲問題(どこから/なぜ/こういうものがうまれるのか?)

・「恋愛が上手」って何?

・ふきげん(さをどれくらい出すのか)問題

 

 

 

 

いやぁ、いっぱい出てきましたね。

しかも、どれも「正解」がないところが面白いなと思います。

 

 

 

 

僕は個人的にこれがグサッときました。

 

 

「恋愛が上手」というのは

モテること?

たくさんの人と付き合ったことがあること?

一人の相手とずっと付き合ってること?

付き合ってすぐ別れるのって「下手」?

でも別れる理由が「自分を守るため」ならそれは「上手」じゃない?

満足のいく結婚ができたらいいの?

 

 

 

 

 

などなど、自分の中で色んな問いと仮説が出てきたからです。

今まで恋愛なるものをしてきたことはありますが、そもそも恋愛って何なのかまだ分からないような気がします。

ましてやそれの上手下手なんて決めることはできません。

でも、自分の中で恋愛やそれにまつわるエトセトラについて、自分なりの考えを持っておくことは必要だなと今回も思いました。

 

 

 

 

 

あかたさんと出会って、学びの森に関わってもらうようになって2年目です。

僕の中でのちょっとした変化を最後に書いて、ブログを締めようと思います。

 

 

 

 

 

皆さんは『花より男子』という漫画はご存知ですか?

僕は小学生か中学生の頃、姉が所有していたこの漫画を読んでいて、印象的な場面があったんです。

なぜ印象に残っていたかというと、その場面で登場人物がとった行動がその当時の僕には意味不明だったからなんです。

 

 

 

 

 

でも、「あかたさんと話そう」という機会を持つようになって、今はその登場人物がとった行動もなんとなく理解できるような気がしています。

というか、そういうことにアンテナを張っている自分がいるように思うんです。

男や女、恋愛や結婚、そういったものに対する考え方を、今まで「なんとなく」持っていました。

しかし、その考え方などを、改めてあかたさんや生徒たち、友達や家族と話したいと思うようになってからは、「なんとなく」が少なくなってきたように思います。

 

 

 

 

私事の締めくくりで申し訳なかったですが、そういった変化が生徒たちにもあるのかもなと思って書きました。

みんなのアンテナは何にむかって張られているんやろう?

また次回が楽しみです。