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日誌

英語のゼミ

 

学びの森タナカです。

 

 

 

 

学びの森には、「ゼミ」と呼ばれる学習形態があります。

 

 

一人ひとり教科学習を行う個別学習に対し、大学のゼミのようなイメージで、複数人であるテーマについて学ぶ時間を広くそう呼んでいます。

 

 

 

 

タナカもハイスクールの生徒たちとゼミの時間を2コマもっているのですが、そのうち1コマでは英語のゼミを行なっています。

 

 

どういった形でゼミを行うのかは、このゼミの第一回で参加者の生徒と決めて、以下のような構成になりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

全体80分間のうち

 

 

① 冒頭10分 … 英語の歌を歌う時間

 

② 前半30分 … 英語の歌詞を読み解く時間 or 英文法の問題を解く時間

 

③ 真ん中5分 … 休憩時間

 

④ 後半35分 … 英文法の問題を解く時間 or 英文エッセイを読む時間

 

 

 

 

学びの森は、探究、議論、発表などを通して社会で必要な力をつける探究学習に力を入れています。

 

 

一方で基礎的な学力も重要と考えているため、こうした地道な教科的学習の時間ももちろん設けています。

 

 

ただ、黙々とワークを解き進めるだけではおもしろくないよな、とこのゼミの時間を設けたのですが、学びの森では小学生から高校生までの生徒が一緒に学習しているため、ゼミに参加する生徒の学年もバラバラ。

 

 

教科的な学習についてもみんなで一緒に学べるように、そしてみんながやりたいことを少しずつ取り入れた結果、こうなりました。

 

 

(しかしこうして構成を決めたものの、予定通りに進む回の方が少ないのですが)

 

 

 

 

想像していたよりもおもしろさを感じるのが、みんなで歌を歌う時間です。

 

 

今歌っているのはOne Directionの”One Thing”。

 

 

これまで聞いたことのないような曲が生徒から挙がってくること、みんなで授業中に大声で歌うこと、英語を声に出すこと…。

 

 

そんなことが、エッセイを読んだり英文法のワークに取り組んだりする前の心をほぐしてくれる気がするのです。

 

 

生徒と一緒に考えたからこそ、私ひとりで考えているだけでは思いつかないようなアイディアがゼミの中で実現されているのもおもしろいなと感じます。

 

 

 

 

地道な英語学習、というところに軸足を置きながらも、この時間がこれからどんな風になっていくのか、私自身も楽しみにしています。