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子どもたちの変容

リストカット

NO.012

腕の傷

リストカットを常習していた生徒がやってきたことがありました。彼女は、高2の時、教師へのイライラや友達関係のイザコザ、訳がわからなくなって自分の腕を傷つけていたんだと言います。その瞬間だけは、嫌なことから目を背けることができたんだそうです。やがて彼女は学校に行けなくなりました。

語学系の大学へ

私たちは、できるだけありのままの彼女を受け入れるように心がけました。苦しい今の状態から、一歩ずつ始めようと声をかけました。やがて彼女は変わり始めます。在籍中は通信制の高校に属しながら、語学系の大学をめざすことにしました。英語が比較的好きだったからです。目標を持ち始めることは、生徒たちにとって大きな意味を持つようです。

大学での挫折

彼女は、第一志望の大学へ入学していきました。でもしばらくして、再び苦しくなりクリニックに通う生活になりました。今度はリストカットをすることはありませんでした。そこに戻ってしまうことに自分でブレーキをかけていたんだと思います。

挫折の中からの希望

それから彼女はコンビニでアルバイトをしながら看護師をめざして勉強をはじめ、看護学校へ入学し直しました。新たな道を自分で見つけ出したようです。過去の挫折経験があったからこそ、自分は踏ん張ることができたんだと私に語ってくれました。

性別 : 女(亀岡市)

在籍年齢 : 高2〜高3