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日誌

少しずつ

こんばんは、学びの森のキノシタです。

 

 

 

 

夏休みが終わってから、もう1週間が経ちました。

 

 

 

 

今日は<オンライン教室>に参加している、ある生徒の様子をお伝えしたいと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

その子は中学3年生。

 

 

 

 

新型コロナウィルスに対する不安で、かれこれ半年くらい学びの森に通うことができていない状態です。

 

 

 

 

でも新年度から<オンライン教室>を開講することになり、彼なりのペースで受講を続けてくれていました。

 

 

 

 

科目は英語。

 

 

 

 

3年生で学習する単元を一つひとつ丁寧に学習し続けた結果、

 

 

 

 

僕が「ヒントいる?」と聞いても、「いや、いいわ、自分でやってみる」と返ってきたり、

 

 

 

 

正解すると「よっしゃ~♫」と言ったり、間違っても「あ、そうやった!」とすぐに間違いに気づいたり…。

 

 

 

 

だんだん学習していることを積み上げ、自信を持って問題に取り組めるようになってきた感じがします。

 

 

 

 

 

 

 

 

でも、英語ばっかり勉強してるのもいかがなものか?

 

 

 

 

それに、このまま外に出られない状態が続くのも、どう考えたらいいんやろう?

 

 

 

 

そんな問いが僕や他のスタッフから出てきました。

 

 

 

 

そういった素直な疑問を、生徒に直接ぶつけてみることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「英語は継続して勉強できてるけど、数学はぱったりやらへんくなったやん?

 

 

 

 

高校いくなら数学も必要やと思うし、勉強再開するのはどうかなーって思ってんけど、どう?」と僕が聞くと、

 

 

 

 

「そうやなぁ~、、。やらななぁ~、、でもオンラインで数学勉強しにくいねんなぁ~…」とボソリ。

 

 

 

 

今まで英語だけを勉強していたのには、理由があったんですね。

 

 

 

 

数学に対しても思うところがずっとあったみたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒とは、用事があって学びの森に来た際に、一緒に数学の勉強をしてみようと提案しました。

 

 

 

 

生徒も月に2回ぐらいのペースなら始めてみたいと言ってくれました。

 

 

 

 

コロナはまだまだ不安やけど、いつまでもそんな風にいられないという思いも持ち合わせていたようです。

 

 

 

 

かくして、英語だけでなく数学の学習を始めることになった彼は、来週あたりにやってきます。

 

 

 

 

学校の英語のテストも受けてみると言っていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなちゃんと自分のことについて考えてる。

 

 

 

 

その「当たり前」のことを前提に生徒と関わると、案外進んでいくものなのかもしれません。

 

 

 

 

中学3年生やし、進路についてもいろいろ考えてるんかなぁ?

 

 

 

 

また今度聞いてみようと思います。

 

 

 

 

では、また~