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日誌

今年はどうする?

昨年から何度か、立命館大学の教職ゼミの学生たちとの交流の場を企画してきました。

学びの森ハイスクールに通う生徒たちの「出口」をつくるためにも、学びの森を外に開くためにも必要だと考えたからです。

どんなことをしたかは↓のブログをご参照ください。

「個人として出会う」

②「「不登校」だから?

③「東九条春祭り2018

 

 

 

 

 

今年度は、そういった活動に参加していたハイスクールの生徒たちが受験のために一時離脱。

フリースクールの生徒を主軸に活動を展開できないかを模索することにしました。

その結果できたのが、小・中・高ごちゃまぜのゼミです。

ゼミを担当していると、所々に「学び合い」が起こっているように見えます。

僕が小中学生に何かを説明するよりも、高校生が小中学生に説明するほうが、よく聞いているような気も…。

異年齢だから難しいところも面白いところもあるなぁと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、そのゼミで昨年同様生徒たちに「大学生たちとどんなことしたい?聞きたいことある?」と聞いてみました。

昨年度の経験から、そういう話し合いの中から交流の場を企画することも学びになると考えていたからです。

高校生からは、「昨年よりももっと軽い感じで交流したい」、「自己紹介は昨年と同じ話をしないといけないからちょっと…」、「自分たちは昨年行ったし、小中学生の意見を聞きたい」という応えが返ってきました。

というわけで、小中学生にも意見を聞いてみると、みんな「う~ん…」と困った顔。あまり意見が出てきませんでした。

 

 

 

 

 

なんでやろ?と考えていたのですが、一人の女の子に「大学とか大学生って言われても、正直イメージできへん」と言われてハッとしました。

そういえば昨年度の取り組みは、立命に行ってみたい、大学生と色んな話をしてみたいという高校生のモチベーションが企画の大本でした。

しかし、今年度は「昨年の経験を小中学生にも」という僕の勝手な思いが先行してしまっていたのです。

それに、よく考えたら普段会うことのない大学生、しかもどんな人かわからない初対面の人に会うって、ハードル高い!

自分やったら絶対嫌がってたやろなぁ…と反省しました。

 

 

 

 

 

そこで今回は、交流会を企画するのは大学生に任せることにしました。

大学ってどんなところ?どんな施設があるの?そこに通っている人にはどんな人がいるの?

それらを知ることで、自分なりに大学に行く意味や大学そのものについて考えるきっかけになればいいなと思います。

大学生にとっても、自分が普段通っている大学を誰かに紹介することで、改めて大学や自分自身について考えるきっかけになればいいなと思います。

 

 

 

 

 

 

立命に行くのは今月の21日。

図書館の中や、研究室の中も見ることができるそうです。

こんなチラシも作って、生徒たちに配りました。

 

 

 

既存のオープンキャンパスではない、何か新しい形のオープンキャンパスにしたいです。