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日誌

ごちゃまぜが「当たり前」

先日、ハイスクールの生徒と立命の学生と一緒に、「東九条春祭り」に参加してきました。

 

 

 

 

実は昨年度、東九条でフィールドワークをする際に関わってくれた方から

学びの森の生徒たちに、是非参加してほしいという依頼がきたのがきっかけです。

※フィールドワークの詳細はこちら→その①その②その③

 

 

 

 

 

どうせならと思い、今回はフォーラムに参加してくれた大学生も巻き込みました。

ハイスクールの生徒と大学生で、何かを企画・運営する機会になればいいなーと

軽い気持ちで誘ってみると、6名も参加してくれることに!

※大学生との関わりの詳細はこちら→その①その②その③

 

 

 

 

 

この春祭り、私は去年も参加したのですが

とにかく色んな人がたくさん集まるお祭りなんです。

 

 

 

 

 

自分とは違う背景を持った人は、自分の身近なところにたくさんいる。

その多様な人のひとりとして、自分もこの社会の中で生きている。

それが「当たり前」。

 

 

 

 

 

この感覚は、いくら言葉では理解できても、実感としては掴みづらいと思います。

僕自身がフィールドワークを大切にしている理由は、この実感が得られることにあります。

 

 

 

 

 

そしてもうひとつ。

そうやって多様な人のひとりとして生きているときに求められる「当たり前」の対応。

これを考える機会になることもまた、僕がフィールドワークを大切にしている理由です。

 

 

 

 

 

在日の人や外国にルーツを持つ人が、自分たちの国の料理を売っている「当たり前」

車いすを押された高齢者や、電動車いすをビュンビュン乗り回す障害者の方がいる「当たり前」

お釣りと商品を受け取るのに、ひとの2倍も3倍も時間のかかる人がいる「当たり前」

ここに集まったみんながお祭りを楽しむために、お互いを思う「当たり前」

 

 

 

 

 

そんな「当たり前」を、僕自身は学びの森の生徒たちと学んでいるんだと思います。